脚本を
舞台は1800年のウィーン。聴覚障害に侵され始めていた作曲家のベートーヴェンは、ピアノ工房で出会ったマリアや周囲の人々と心を通わせていくも、幼少期に父親から受けた厳しい教育の影響で、幻影に悩まされ続けていた。さらに彼は自ら後見人となった甥のカールに、自分の音楽のすべてを託そうと執心し……。そして迎えた「第九」の演奏会。その創造的な試みに対する聴衆の反応は、彼の耳に届いたのか? 彼の波乱に満ちた人生を、新しい視点と意欲的な演出、音楽表現で描き出す。
再演に向け稲垣は「今回は約半分が新キャストですが、舞台はキャストが1人変わるだけでも全く違うものになるので、前回ご覧になった方にも楽しんでいただけると思います。僕も3年ぶりで、成長していますしね」と意気込みをコメント。剛力は「私の演じるマリアはベートーヴェンを支える女性でもありますので、私もそうなれるように頑張りたいと思います」と目標を掲げている。
なお12月には大阪公演と横浜公演、2019年1月には久留米での公演を予定。チケットなどの詳細については続報を待とう。
※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
稲垣吾郎コメント
僕にとってはとても大きな作品でしたので、再演できることが夢のようで嬉しいです。もともとクラシック音楽もピアノ音楽も好きでしたが、この作品を通してベートーヴェンが好きになりました。演じるにあたって勉強させていただいたことで、よりベートーヴェンの素晴らしさや音楽の素晴らしさを感じ、今では自分の生活の色々な場面で聴いています。演じるまでは、音楽室にある肖像画の、ガウンを着て、気難しそうな顔をして、「ジャジャジャジャーン♪」なイメージでしたが、こんなにも人間らしくて、強くて弱くて、性格悪くて、性格良くて、優しくて……人間の魅力が詰まった人物だとは! わずかな瞬間でもステージの上で彼になりきって、疑似体験できたのは最高の時間でした。
この「No.9」は、俳優としてさらに舞台が好きになった作品でもありました。演出の白井さんの頭の中と、ベートーヴェンの頭の中が、一気に劇空間となって表れた作品だと思っています。白井さんとも久しぶりなので今から楽しみです。今回は約半分が新キャストですが、舞台はキャストが1人変わるだけでも全く違うものになるので、前回ご覧になった方にも楽しんでいただけると思います。僕も3年ぶりで、成長していますしね。
剛力彩芽コメント
まだ実感が湧いていないというのが正直な気持ちです。2年ぶりで緊張もありますが、舞台は大好きなので、お話をいただいた時はすごく嬉しかったです。演出の白井晃さんが以前から大好きで、演出された作品も色々観に伺っていました。いつかご一緒できたらと思っていたので、ドキドキしながらも本当に楽しみです。稲垣さんは、お芝居でご一緒するのは初めてです。お稽古でしっかりぶつかっていきながら、そこで生まれるものを大事にしていきたいです。私の演じるマリアはベートーヴェンを支える女性でもありますので、私もそうなれるように頑張りたいと思います。
木下グループ presents「No.9 ー不滅の旋律ー」
2018年11月11日(日)~12月2日(日)
東京都 TBS赤坂ACTシアター
12月に大阪公演と横浜公演、2019年1月に久留米公演を予定。
脚本:
演出:
音楽監督:三宅純
キャスト
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
マリア・シュタイン:
ヨハン・ネポムク・メルツェル:
ナネッテ・シュタイン・シュトライヒャー:
ニコラウス・ヨーハン・ベートーヴェン:
ヨハン・アンドレアス・シュトライヒャー:
フリッツ・サイデル:
カスパール・アント・カール・ベートーヴェン:
ヨハンナ:
カール・ヴァンベートーヴェン:
兵士ほか:
ヨゼフィーネ・フォン・ブルンスヴィグ:
ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン / ステファン・ラヴィック:
ヴィクトル・ヴァン・ハスラー:
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