ベートーヴェン生誕250周年、稲垣吾郎出演「No.9」再々演決定

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稲垣吾郎らが出演する「No.9 ー不滅の旋律ー」が、12月13日から来年1月7日まで東京・TBS赤坂ACTシアターで上演される。

2018年上演「No.9 ー不滅の旋律ー」より。(c)岩田えり

2018年上演「No.9 ー不滅の旋律ー」より。(c)岩田えり

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木下グループ presents「No.9 ー不滅の旋律ー」ビジュアル

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脚本を中島かずき、演出を白井晃、音楽監督を三宅純が担当する「No.9 ー不滅の旋律ー」は、音楽家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの人生を描いた作品。2015年、2018年に上演され、いずれも稲垣がベートーヴェン役を務めた。ベートーヴェン生誕250周年にあたる今年、オーストリア・ウィーンのフォルクス劇場で11月に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの感染状況を考慮して、ウィーン公演を中止し東京公演のみ実施する運びとなった。

2018年上演「No.9 ー不滅の旋律ー」より。(c)岩田えり

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再々演となる今回の上演版には、過去公演にも出演した剛力彩芽片桐仁村川絵梨岡田義徳深水元基橋本淳奥貫薫羽場裕一長谷川初範らが続投。新キャストとして前山剛久柴崎楓雅が参加する。

3度目の上演に際し、稲垣は「記念すべき年に、舞台『No.9 ー不滅の旋律ー』を上演し、回を重ねてルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンという天才音楽家を演じられることを、非常に嬉しく思います」と喜びを語ると共に、「この厳しい状況下だからこそ僕は『No.9』を、一人でも多くの方に届けたいと思うのです」と胸の内を明かす。演出を手がける白井は「この公演を実現することで皆さんと、この物語を共有するという喜びを、改めて分かち合いたいと思っています」と思いを語った。

稲垣吾郎コメント

稲垣吾郎扮するルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

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2020年はベートーヴェン生誕250周年。その記念すべき年に、舞台「No.9 ー不滅の旋律ー」を上演し、回を重ねてルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンという天才音楽家を演じられることを、非常に嬉しく思います。

2015年の初演時は、これまで演じたどの役とも違う圧倒的な存在感や強烈な個性に戸惑い、悩ましい時間を過ごしました。けれど演出の白井晃さんをはじめ、共演の皆さんがしっかりと支えて下さる中、徐々にベートーヴェンと僕との距離は縮まっていったのです。結果、自分なりのベートーヴェン像が、回を追うごとに確かなものになっていったように思います。

俳優の仕事には、その時の自分が役に影響を及ぼすドキュメンタリー的な部分がある。自分の「今」をオリジナル作品で、しかも偉大な音楽家に託して表現する機会もくださった制作の方々には感謝しかありません。

実は今回、ベートーヴェンが活躍したオーストリアの首都ウィーンでの公演も予定していました。場所はベートーヴェン没後に建てられた、当時の栄華を残す「フォルクス劇場」です。けれど、その素晴らしい企画は世界を覆う新型コロナウイルスの脅威により、断念することになりました。加えて国内での創作・上演も、これまで以上に注意を払い、万全の感染予防対策を行ったうえで進めねばなりません。

でも、この厳しい状況下だからこそ僕は「No.9」を、一人でも多くの方に届けたいと思うのです。劇中終盤の交響曲第九番、その中で力強く歌い上げられる「歓喜の歌」は作品の白眉であり、世界の平和と幸福を願い、自身の孤独をも昇華しようという作曲家の大いなる祈りが込められています。まさに現状に苦しむ人々に、届けるべき調べと言葉がそこにあるのです。

だからこそ迷いなく創作を深め、僕が愛してやまない人間ベートーヴェンを再び舞台で生きることは大きな使命。

その先には、再びの「夢」に手が届く日も来るはずです。さらなる未来へと続くこの上演を、多くの方に見届けていただきたいと思います。

白井晃コメント

この歓喜のドラマは、生きることへの讃歌です。苦しみの中からひと掴みの喜びを見出す物語です。

今、演劇は大変厳しい状況に直面しています。再再演の機会に恵まれ、11月にはベートーヴェンの活動拠点だったウィーンでの公演が決まっていました。日本で生まれたベートーヴェンの物語を本場で披露することを楽しみにしてきましたが、残念ながらこのチャンスは未来に持ち越されることになりました。

私たちの心は、今、見えない恐怖の前に萎縮してしまっています。しかし、本来、私たちの営みは、生きる意味を見出し、それぞれの喜びを得るためにあるはずです。ですから、私たちは立ち停まることなく前に向けて進む道を選びました。

この公演を実現することで皆さんと、この物語を共有するという喜びを、改めて分かち合いたいと思っています。

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木下グループ presents「No.9 ー不滅の旋律ー」

2020年12月13日(日)~2021年1月7日(木)
東京都 TBS赤坂ACTシアター

脚本:中島かずき
演出:白井晃
音楽監督:三宅純

キャスト

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:稲垣吾郎

マリア・シュタイン:剛力彩芽

ヨハン・ネポムク・メルツェル:片桐仁
ナネッテ・シュタイン・シュトライヒャー:村川絵梨
ニコラウス・ヨーハン・ベートーヴェン:前山剛久

ヨハン・アンドレアス・シュトライヒャー:岡田義徳
フリッツ・サイデル:深水元基
カスパール・アント・カール・ベートーヴェン:橋本淳
ヨハンナ:広澤草
カール・ヴァン・ベートーヴェン(青年):小川ゲン
兵士ほか:野坂弘
カール・ヴァン・ベートーヴェン(少年):柴崎楓雅

ヨゼフィーネ・フォン・ブルンスヴィグ:奥貫薫
ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン / ステファン・ラヴィック:羽場裕一
ヴィクトル・ヴァン・ハスラー:長谷川初範

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