「第94回 東をどり」が、本日5月24日に東京・新橋演舞場にて開幕する。これに先駆けて昨日23日に同劇場で“舞台ざらい”が行われた。
新橋花柳界の芸者衆が唄と踊りを披露する「東をどり」は、大正14年に始まり、今年2018年で94回目を迎える。今回は「古典で見せる新橋の芸」と題し、総合構成・演出を西川左近が担当。前日のリハーサルとなる“舞台ざらい”が公開されたのは今回が初めてのことで、芸者衆たちは新橋演舞場にて、本番さながらの舞台稽古を行い、唄や踊りの粋を披露した。
なお「東をどり」の期間中は各料亭が味を競う松花堂弁当など“食”の楽しみ、芸者衆による点茶席など“幕間”の楽しみも多数用意されている。公演は5月27日まで。
「第94回 東をどり」
2018年5月24日(木)~27日(日)
東京都 新橋演舞場
総合構成・演出:西川左近
第一部 これが新橋長唄尽し
1.君が代松竹梅(長唄)
振付:
2.雪月花(長唄)
構成・振付:花柳壽應
指導:花柳壽輔
第二部 これぞ新橋清元尽し
1.吉田屋(清元)
振付:西川左近
2.女車引(清元)
振付:西川左近
3.幻椀久(清元)
振付:西川左近
4.口上・フィナーレ
構成・振付:西川鯉三郎
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- 東をどり – Azuma Odori – 第九十四回 東をどり 平成30年5月24日~5月27日
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