ステージナタリー - 舞台・演劇の最新ニュースを毎日配信

重力をダンスで表現、黄帝心仙人×鈴木おさむ「宇宙」のリハーサル公開

60

後列左から鈴木おさむ、黄帝心仙人。前列は「宇宙-space-」に出演する5人。

後列左から鈴木おさむ、黄帝心仙人。前列は「宇宙-space-」に出演する5人。

3月23日から25日まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開催される「DANCE DANCE ASIA―Crossing the Movements 東京公演 2018」。これに先駆け、黄帝心仙人が振付・演出を手がける「宇宙-space-」の公開リハーサルが、本日3月1日に都内で行われた。

「DANCE DANCE ASIA」は、ストリートダンスを通してアジアのダンサーの交流を促進すると共に、ストリートダンスを軸とした舞台作品の共同制作を行うプロジェクト。その演目の1つ「宇宙-space-」では、振付・演出を黄帝心仙人、脚本を鈴木おさむが担当し、フィリピン、日本、インドネシア、シンガポールのダンサー5人が出演する。

本日の公開リハーサルでは、まず黄帝心仙人が5人のダンサーを集め、これまでのクリエーションを軽くおさらい。フィリピン、インドネシア、シンガポールの各国から参加している3人の男性ダンサーは、通訳を介して黄帝心仙人の言葉を受け取り、深く頷きながら稽古に打ち込んでいく。黄帝心仙人から出された「宇宙で生活しているようなイメージでやってみて」というオーダーに応えるべく奮闘するキャスト陣を、脚本の鈴木は笑顔で見守っていた。

するとここで、小道具として使用される黒のヘルメットが登場。5人のダンサーたちは黄帝心仙人のアドバイスの通り、ヘルメットが重く見えるように意識しながら、しなやかな身体を駆使して見事にダンスで“重力”を表現してみせた。

またリハーサルの終盤では、ショパンの「幻想即興曲」に乗せて5人が即興ダンスを創作するパートの稽古も行われ、彼らはブレイクダンスやアクロバット、パントマイムといったそれぞれの得意分野を生かしたダンスを披露。なおこのパートは本番で上演されるかは未定とのことだ。

「DANCE DANCE ASIA―Crossing the Movements 東京公演 2018」には、黄帝心仙人のほか、フィリピンのヴィンス・メンドーザ、インドネシアのハムディ・ファバスが参加。ヴィンスは「Hilatas<君を導く光>」、ハムディは「Soul Train」をそれぞれ上演する。

「DANCE DANCE ASIA―Crossing the Movements 東京公演 2018」

2018年3月23日(金)~25日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

プログラム

長編「Hilatas<君を導く光>」

振付・演出:Vince Mendoza(フィリピン)
振付・演出補佐・ドラマトゥルク:Fabien Prioville(フランス)
出演:Bboy Allen(フィリピン)、Bird(シンガポール)、Khenobu(マレーシア)、松田尚子(日本)、Rhosam V. Prudenciado Jr. “Sickledsam”(フィリピン)、Salt(インドネシア)

短編「宇宙-space-」

振付・演出:黄帝心仙人(日本)
脚本:鈴木おさむ(日本)
出演:James Wong(フィリピン)、Miyu(日本)、Pythos Harris(インドネシア)、You Kaneko(日本)、ZAIHAR(シンガポール)

短編「Soul Train」

振付・演出:Hamdi Fabas(インドネシア)
振付補佐:Steven Russel(インドネシア)
出演:B-boy Cheno(タイ)、KATSUYA(日本)、Le Huu Phuoc(ベトナム)、NOVIE ONE(インドネシア)、TECCHY(日本)、
DJ:DJ Hiroking(日本)

ステージナタリーをフォロー