平田が主宰する
都市近郊の閑静な住宅街。ごく平凡な家庭は、何故か2つのテロを企てる過激派集団のアジトになり……。上演に向け平田は、「個々の善意から生まれた集団が、なぜ狂気に走るのか。『革命日記』は、その答えを探そうとして書かれた作品です」と作品を紹介している。なお本作は、AチームとBチームによるWキャスト制となっている。
平田オリザ コメント
この戯曲は、1997年、安田雅弘さんが演出した「Fairy Tale」という作品の中核をなす物語として書き下ろされました。当時、私は、「集団と個」の問題ばかりを考えていたように思います。オウム真理教の事件から二年、劇団を主宰する者として、演劇集団とオウム真理教はどこがどう違うのかばかりを考えていたように思います。
個々の善意から生まれた集団が、なぜ狂気に走るのか。「革命日記」は、その答えを探そうとして書かれた作品です。
集団を作るのが難しくなっている今の時代に、無隣館の若い俳優(若くない人もいますが)たちと、この作品に再び取り組めることは、大きな意義があることだと思っています。
青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”「革命日記」
2018年4月14日(土)~30日(月・振休)
東京都 こまばアゴラ劇場
作・演出:
出演:
Aチーム
本田けい、
Bチーム
小林亮子、
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일본통신원 | 김민정 金みんじょん @tokyo_seoul_mom
平田オリザの『革命日記』も上演される。楽しみだ。
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