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真っ白な衣装&舞台美術で“AMSND”!KUNIO版「夏の夜の夢」開幕

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KUNIO13「夏の夜の夢」より。(撮影:清水俊洋)

KUNIO13「夏の夜の夢」より。(撮影:清水俊洋)

KUNIO「夏の夜の夢」が本日8月24日に開幕。昨日8月23日にはプレビュー公演が行われた。

真っ白な衣装、真っ白な舞台美術が印象的なKUNIO版「夏の夜の夢」。舞台中央にはAMSND(A Midsummer Night's Dream)の文字がそびえ、手前には冷蔵庫やソファ、ベッドなどの家具が並ぶ。そこへ1人の女性が登場。持っていたコンビニ袋を冷蔵庫に突っ込むと、そのままベッドに倒れ込んでしまう。と、ある物語が始まり……。

人間の公爵夫妻と、妖精の王・王女役を2役で演じる鍛治直人と高山のえみは、ときにコミカルに、ときに優雅さを湛えて存在感たっぷりに両役を演じる。小田豊はハーミアの父イジーアスを厳格に演じ、妖精パック(ロビン・グットフェロー)役のBaobab・北尾亘は、華麗な身のこなしで舞台を所狭しと駆け回る。

また、ハーミア(瑞生桜子)、ライサンダー(大石将弘)、ヘレナ(田中美希恵)、デミートリアス(大村わたる)の恋人4人が、惚れ薬のせいで混乱に巻き込まれ、お互いをディスり合うラップシーン、箱田暁史、森田真和、後藤剛範、海老根理、水野駿太朗、三永武明による“職人劇団”の一行による珍妙なやりとり、“キモかわいい”妖精たちのダンスシーンなど、客席からは何度も大きな笑いが起こった。なお、今回はKUNIO11「ハムレット」に続き、京都大学大学院の准教授でシェイクスピア研究を専門とする桑山智成が新訳を担当している。

上演に際して杉原邦生は「桑山智成さんによる新翻訳、個性溢れまくりのキャスト、劇空間をダイナミックに立ち上げるスタッフワーク、それらすべてのエネルギーが劇場に渦巻いています」と意気込みを語り、「僕たちがつくった<喜び>の劇 =<喜劇>を、ぜひ劇場で体感してください!」と来場を呼びかけている。

杉原邦生コメント

2年ぶりのKUNIO公演、KUNIO13「夏の夜の夢」がプレビュー公演で開幕しました。
桑山智成さんによる新翻訳、個性溢れまくりのキャスト、劇空間をダイナミックに立ち上げるスタッフワーク、それらすべてのエネルギーが劇場に渦巻いています。そして、プレビュー公演を経て、さらなるブラッシュアップを重ねております。
僕たちがつくった〈喜び〉の劇 =〈喜劇〉を、ぜひ劇場で体感してください!
ご来場お待ちしております。

KUNIO13「夏の夜の夢」

2017年8月23日(水)~27日(日)
東京都 あうるすぽっと

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:桑山智成
演出・美術:杉原邦生
出演:鍛治直人、高山のえみ、大石将弘大村わたる北尾亘田中美希恵瑞生桜子箱田暁史、森田真和、後藤剛範、海老根理、水野駿太朗、三永武明 / 小田豊

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