映画「美女と野獣」昆夏美＆山崎育三郎、アラン・メンケンの生演奏に感激

映画「美女と野獣」来日記者会見が、本日3月29日に東京・東京ミッドタウンホール ミッドタウンホールAにて行われ、監督のビル・コンドン、歌曲・作曲を手がけたアラン・メンケン、プレミアム吹替版キャストの昆夏美、山崎育三郎が登壇した。

記者会見では、昆と山崎によるスペシャルライブが行われ、2人は本作の主題歌「美女と野獣」を歌唱。またメンケンによるピアノメドレーのコーナーでは、「朝の風景」「ひとりぼっちの晩餐会」「強いぞ、ガストン」「美女と野獣」「時は永遠に」「ひそかな夢」といった劇中ナンバーが披露された。

パフォーマンスを終えた昆は「この作品を作ったお2人が来ていたので緊張してしまったのですが、お2人の顔を見た瞬間に楽しみに変わって。光栄に思いながら歌わせていただきました」と瞳を輝かせ、続く山崎は「アラジン」をはじめとした、ディズニー作品の大ファンであることに言及。「ディズニー作品との出会いが、ミュージカル俳優になりたいと思ったきっかけの1つだった」と話し、メンケンの演奏について「目の前でモーツァルトがピアノを弾いてくれているような気持ちになりました！」と感激した様子で語った。

2人のパフォーマンスについて、コンドンは「力強い声に感動しました。ただちに日本版『美女と野獣』のイメージを考えなくては！」と笑顔を見せ、メンケンは「素晴らしいパフォーマンスに心が震えました」とコメント。会見の最後に昆は「この映画には愛が詰まっています。大切な方と観ていただけたら」とファンにメッセージを送り、山崎は「本作では、これまでに語られることがなかった、野獣の幼少期やバックグラウンドが掘り下げられていきます。男性にも満足していただける映画になっているのでは」と作品の魅力をアピールした。

映画「美女と野獣」は、父の身代わりとして野獣の城に捕らわれたベルが、次第に野獣と惹かれ合っていくさまを描いた物語。実写版ではベルをエマ・ワトソン、野獣をダン・スティーヴンス、ガストンをルーク・エヴァンスが演じる。映画は、4月21日より全国ロードショー。