作・演出を
昭和の東京をモチーフに、Bunkamura シアターコクーンにてKERAが発表してきた「昭和三部作」の完結編となる本作は、オリンピック開催を目前に控えた1960年代前半の東京を舞台に、複合施設オリンピア・スターパークを巡る人々を描いた物語。2009年の「東京月光魔曲」、2010年の「黴菌」を経て、今作「陥没」でついにシリーズが完結する。
劇中では、是晴(
上演にあたって井上は「今回の是晴役は、今までにやった事がないタイプの男。新たなチャレンジになりそうです」と意気込み、KERAは「まだ無邪気だった時代を背景に、妙な軽やかさを持った『バランスが良い作品ではなかなか残せない類の印象』を残すことを目指したいです」と作品にかける思いを語った。東京公演は2月26日まで。その後、3月3日から6日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。
井上芳雄コメント
KERAさんは、人物の造形や関係性を解き、繊細なヒントを与えて下さいました。今回の是晴役は、今までにやった事がないタイプの男。新たなチャレンジになりそうですし、豪腕の共演の皆さんと共に、強いチームワークで、笑いながら、毎公演臨んで行きたいと思います。
小池栄子コメント
新しい事に挑戦させて頂けるのは有り難いことですし、KERAさんは私に瞳ができると信じて書いて下さっているはずですので、諦めずもがき続けなければと思います。
瀬戸康史コメント
清晴は、演じていて面白いけど感情のコントロールが難しい役です。初参加の僕に普段求められるのとは違うキャラクターを任せてくださるKERAさんに心から感謝していますし、群像劇をしっかり支える存在の一人にしなければと思っています。
松岡茉優コメント
これから私たちが確実に巻き込まれるであろう、東京オリンピックとそれに伴う様々な変化のうねり、56年前に味わった人々の右往左往を、この作品を通して同世代の方々に知って頂けたらと思います。舞台はまだ二作目ですが、先輩方から多くを学び、少しずつでも前に進んでいきたいと思っています。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント
この歳になっても危なっかしいところにいたい、という欲求が病気のようにあって、リスクが高いことをやりたくなるんです。まだ無邪気だった時代を背景に、妙な軽やかさを持った「バランスが良い作品ではなかなか残せない類の印象」を残すことを目指したいです。
シアターコクーン・オンレパートリー+キューブ 2017「陥没」
2017年2月4日(土)~26日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン
2017年3月3日(金)~6日(月)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
作・演出:
出演:
関連記事
井上芳雄のほかの記事
リンク
- シアターコクーン・オンレパートリー2017+キューブ20th,2017 陥没 | Bunkamura
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ニャンチュウ@まゆらー(仮) @hidnittx831
#松岡茉優
昭和三部作完結編、KERA「陥没」で井上芳雄が「新たなチャレンジ」 https://t.co/abKqAf37hh