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KERA「陥没」ビジュアル公開、井上芳雄&小池栄子らがクラシックな扮装

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シアターコクーン・オンレパートリー+キューブ2017 「陥没」ビジュアル

シアターコクーン・オンレパートリー+キューブ2017 「陥没」ビジュアル

2017年2・3月に東京、大阪にて上演される「陥没」のビジュアルが公開された。

お披露目されたのは、本作の舞台となる1962年ごろを思わせるクラシックな衣装を身にまとった井上芳雄小池栄子らキャスト13人の姿。さらにイラストが全面に描かれたチラシ表面、東京タワーや新幹線の上に位置する“陥没”の文字に腰かけ寄り添うキャストがあしらわれたチラシ中面も披露された。

本作は、昭和の東京をモチーフに、Bunkamura シアターコクーンにてケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)が発表してきた「昭和三部作」シリーズの完結編。2009年の「東京月光魔曲」、2010年の「黴菌」を経て、今作「陥没」でついにシリーズが完結する。舞台となるのは東京オリンピック開催を目前に控えた1962年の新宿のはずれだ。

チラシに掲載されたKERAのコメントによれば、「高度成長期で日本中が浮かれる中、どういうわけか時代の溝にはまってしまった1組の婚約中のカップルと2人を取り巻く人々を描く群像劇になる」そうで、「明示されないドラマにこそ豊かさがあると信じ、この手練れ揃いのキャストでのみ実現可能な、デリケートな会話劇を作るつもりです」と意気込んでいる。

本作には井上と小池のほか、瀬戸康史松岡茉優山西惇犬山イヌコ山内圭哉近藤公園趣里緒川たまき山崎一高橋惠子生瀬勝久といった多彩な顔ぶれが出演。公演は2017年2月4日から26日まで東京・Bunkamura シアターコクーン、3月3日から6日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。

ケラリーノ・サンドロヴィッチコメント

昭和4年=世界大恐慌の年を描いた「東京月光魔曲」(2009)、昭和20年=敗戦の年を描いた「黴菌」(2010)に続く「昭和三部作」完結編の舞台として選んだのは、東京オリンピックを2年後に控えた昭和37年の新宿のはずれ。
建設されたはよいが、オープンにこぎつけられそうにない、あるレクリエーション施設。高度成長期で日本中が浮かれる中、どういうわけか時代の溝にはまってしまった1組の婚約中のカップルと2人を取り巻く人々を描く群像劇になるでしょう。
シリーズのラストを飾るに相応しい……と気持ちよくいい放てるような分かり易い派手さには欠ける舞台かもしれません。明示されないドラマにこそ豊かさがあると信じ、この手練れ揃いのキャストでのみ実現可能な、デリケートな会話劇を作るつもりです。御期待戴きたい。
(チラシコメントより)

シアターコクーン・オンレパートリー+キューブ 2017「陥没」

2017年2月4日(土)~26日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン

2017年3月3日(金)~6日(月)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:井上芳雄小池栄子瀬戸康史松岡茉優山西惇犬山イヌコ山内圭哉近藤公園趣里緒川たまき山崎一高橋惠子生瀬勝久

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