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川平慈英がアピール「ビッグ・フィッシュ」観て「幸せになって“いいんです”」

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川平慈英

川平慈英

ミュージカル「ビッグ・フィッシュ」の公開稽古が、本日1月25日に都内にて行われた。

本作は、ティム・バートン監督による映画をもとに、演出・振付をスーザン・ストローマン、音楽・詞をアンドリュー・リッパが手がけたミュージカル。作中では、自らの体験談を巧みに語って聞き手を魅了する父・エドワードと、いつしかその話を素直に聞けなくなってしまった息子・ウィルを取り巻く人間模様が描かれる。

稽古前には、今回の上演版で演出を手がける白井晃、主演の川平慈英が出演者を代表して挨拶。白井は「川平慈英さんはじめ、個性的なキャストの皆さんに参加いただきました。もしかしたら、ブロードウェイ版よりいい作品になるんじゃないかという予感がしております!(笑)手前味噌ではありますが、それくらいに充実した稽古をさせていただいています」と手応えを語る。

続く川平は「劇中では、霧矢(大夢)さん、(鈴木)蘭々さん、小林由佳ちゃんという、3人の素晴らしい女優さんとキスをさせていただいておりまして……白井さん、本当にありがとうございます」とニヤリ。また「最後の感動的なシーンでは、演じている僕らも涙が出てしまうくらい、愛に満ち溢れた作品になっています。素晴らしいメンバーと一緒に、これからもっと羽ばたいていきたいですね」と意欲を見せ、「2月は日生劇場で幸せになって“いいんです”」とお馴染みのフレーズで結んだ。

稽古は、結婚披露パーティーを控えたウィル(浦井健治)とエドワード(川平)が対話するシーンからスタート。ときは過去へと遡り、場面はウィルの子供時代へ。幼き日のウィルをWキャストで演じるのは、鈴木福とりょうた。本日の稽古には鈴木が出演し、幼いながらも変わり者の父をしっかりと制するウィルを好演した。

ときは再び現在へ。妻・ジョセフィーン(赤根那奈)の懐妊と、父が病に侵されていることを知ったウィルは、家族が増える不安と期待、そして父への複雑な気持ちを「知らない人」の楽曲に乗せて吐露する。冒険談ばかり語る父を理解できない葛藤と、生まれてくる自分の息子のためにも父と向き合う決意を固めるさまを、浦井が力強い歌声で表現した。

このほか、エドワードの妻・サンドラ(霧矢大夢)が夫と息子への思いを歌う「わたしの人生のふたりの男性」や、愛を誓い合うエドワードとサンドラの様子をしとやかに描いたナンバー「スイセン」など、魅力的な楽曲が劇中に散りばめられている。なお「知らない人」と、エドワードの「ヒーローになれ」、サンドラによる「屋根はいらない」の動画は、東宝株式会社演劇部門の公式YouTubeにて公開中だ。公演は2月7日から28日まで東京・日生劇場にて。

ミュージカル「ビッグ・フィッシュ」

2017年2月7日(火)~28日(火)
東京都 日生劇場

脚本:ジョン・オーガスト
音楽・詞:アンドリュー・リッパ
演出:白井晃

キャスト

エドワード・ブルーム:川平慈英
ウィル・ブルーム:浦井健治
サンドラ・ブルーム(エドワードの妻):霧矢大夢
ジョセフィーン・ブルーム(ウィルの妻):赤根那奈
ドン・プライス:藤井隆
魔女:JKim
カール:深水元基
ヤング・ウィル:鈴木福、りょうた ※Wキャスト
ジェニー・ヒル:鈴木蘭々
エイモス:ROLLY
ほか

※初出時、キャスト名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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