DEPAPEPE「MUSIC FRIDAY」で即興演奏＆悩み相談

Googleが提供するYouTubeのレギュラー音楽プログラム「MUSIC FRIDAY on Google+ | YouTube」の第5回放送が8月23日に行われ、ゲストとしてDEPAPEPEが登場した。

番組はDEPAPEPEのライブからスタート。徳岡慶也と三浦拓也はまず「いい日だったね。」を演奏してノスタルジックなムードを作り出すと、アップテンポな「UNION」で涼やかな風を送り込む。2人が奏でる豊かな音色に、YouTubeのコメント欄には「わくわくが、走り出して止まりません!!!」「素敵なメロディー、DEPAPEPE大好き♪♪♪」といったメッセージが書き込まれる。MCでは愛嬌のある三浦のしゃべりと、それにツッコミを入れる徳岡の掛け合いがスタジオを和やかな雰囲気に変えた。そして彼らは最後に初期の楽曲「FLOW」で軽快なリズムを刻み、爽快感を演出して生ライブを終えた。

ライブが終わると、前もってGoogle+オフィシャルコミュニティで募集していた動画や写真にDEPAPEPEが即興でBGMを付けるコーナーを実施。2人はファンから寄せられた神戸名物「あん食」や猫、フライヤーといった数々の写真を前に、キーやイメージの相談をしながらすぐさまメロディを付けていく。息ピッタリのその様子に、スタジオにいるスタッフからも感嘆の声が上がった。

ハングアウト機能を利用してファンの悩み相談に答えるビデオチャットの企画では、「デュオで演奏するにあたってのコツは？」「演奏中に走らないようにするには？」「9歳の子供にどんなギターを買ったらいい？」などの質問に親身になってアドバイス。ここでは以前コーナーを担当していたtvk「saku saku」に登場する黒幕が突如画面に現れ、2人を驚かすというサプライズもあった。番組のエンディングはアンコール曲「シュプール」が飾り、約1時間半にわたった生配信は終了した。

DEPAPEPE 収録後コメント

――とても充実した内容になりましたね。

三浦　こんなに離れたところにいても（視聴者と）一緒になれるんやなって実感したし、こういうことはこれからもっともっと広がっていくんやろうなと思いました。これは楽しいですね。

徳岡　目の前にお客さんはいないけど、リアルタイムで音を聴いてもらえてるっていうのはすごいですね。この時代っぽいというか、一方的に発信してるけど反応がリアルタイムで伝わってるという状況が独特やなと思いました。

――即興でのBGM作りはどうでしたか？

三浦　面白かったです。またやりたいですけど、明日やっても同じような曲になりそうやから、それでネタの引き出しがバレるのが怖い（笑）。

――今後の作曲法にも影響しそうですか？

徳岡　そうですね、たまにはああいう作り方もいいかもしれません。

三浦　気に入ったフレーズが今後曲に発展することもあるかもしれないですしね。

――これからアーカイブ映像を観る方にメッセージをいただけますか？

三浦　ソーシャルネットワークの機能をフルに使って、演奏やトークだけじゃなく自分らの手の内もいっぱい公開してるのでぜひぜひ観てください！

徳岡　普段なかなか僕らがやらないような形のライブやったんですけど、生感が逆にライブより伝わってる部分もあるので、それを楽しんでもらえたらなと思います。

三浦　ライブより素です（笑）。