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今年もKen参上!VAMPS野外ライブでサプライズ共演

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VAMPSが8月10日と11日の2日間にわたり、山梨・山中湖交流プラザきららにて野外ライブ「BEAST PARTY」を開催。両日ともに1万人の観客が参加し、夏らしい気候の中でVAMPSのライブを堪能した。

ライブハウスではストイックなパフォーマンスを繰り広げるVAMPSだが、今回は野外公演とあって遊び心のある演出が満載。HYDE(Vo, G)とK.A.Z(G)はバギーに乗って登場し、2人は「LOVE ADDICT」からライブをスタートさせた。HYDEは吠えるような歌声でオーディエンスの興奮を高め、Arimatsu(Dr)の軽やかなドラムから始まる「HELLO」では、K.A.Zが先陣を切ってランウェイを練り歩いた。

最初のMCでHYDEは「今日も一緒にハメ外そうぜ。はっちゃけようぜ!」と観客を煽り、「血が足んねえ! 一番イカれたやつが食いたいな」と獲物を狙うような鋭い表情を浮かべながら「HUNTING」に突入。さらにランウェイに移動した彼はスタッフから放水銃を受け取ると、容赦なく客席に水を浴びせかける。畳み掛けるように始まった「ANGEL TRIP」ではタオルが勢いよく宙に舞い、ステージ前には壮観な光景が広がった。

中盤でK.A.Zは「思いっきり暴れて、楽しんでいってください。夏の思い出のライブになったらいいなって」とはにかみ、「わかった人?」と穏やかに観客に問いかける。すると「はーい!」という威勢のいい返事が起き、K.A.Zが「よろしい」と笑いながら頷く様子も見られた。

日も傾きかけた時間帯には、「SEASON'S CALL」をHYDEが伸びやかな歌声で歌い上げ、「AHEAD」をJu-ken(B)とK.A.Zが前のめりなプレイでパフォーマンスした。その後のアコースティックセッションでは、HYDEとJIN(Key)がランウェイから伸びるミニステージに移動し、柔らかな風が吹く中で矢沢永吉の「時間よ止まれ」をプレイ。息づかいすら聞こえるHYDEの甘い歌声に、観客はうっとりとした表情を浮かべた。

「いい感じの夕暮れなんで、しばらくアコースティックな感じで聴いてもらおうかな」とHYDEが口にすると、K.A.Z、Arimatsu、Ju-kenも登場。集まったメンバーはステージ上で来年の開催地会議を始める。Ju-kenが「島でやろうよ。島! 瀬戸内海とか。島をVAMPARKにしてさ!」と力説すれば、HYDEも「島買おうか」とまんざらでもない様子。またJINは酒が飲めればいいと話し、Arimatsuは「野外ならどこでもいい。めっちゃ気持ちいいもん」と回答した。K.A.Zが「1カ所じゃなくてもいいかも」と答えると、HYDEは「え? 3カ所くらいに分かれて、K.A.Zが山の上とか?」と返し笑いを誘う。場が和んだところで、K.A.Zは改めて「点々と開催する感じ」と複数カ所での「BEAST PARTY」開催を提案した。その後再開したアコースティックコーナーではボサノバ調の「MEMORIES」、歌う前にHYDEが自身の死生観について語った「MY FIRST LAST」、軽やかで躍動的なセッションによる「MISSION」の3曲が続けられた。

ライブ後半戦は、艶かしく踊る女性ダンサーの映像がスクリーンに投影される中で幕を開けた。真っ赤なライトに染め上げられたステージに現れた5人は、火炎が飛び交う中で「KYUKETSU -SATSUGAI VAMPS Ver.-」を熱演。続けてHYDEの「本性見せろ!」というシャウトからドライブ感のある「DEVIL SIDE」、重いグルーヴとノイジーなギターが絡み合う「REPLAY」、ベースソロを挟んだ「TROUBLE」などが矢継ぎ早に投下されていく。「REVOLUTION II」では1万人の「BANG ON STOMP EVERYBODY」の大合唱が夜空に響き、ステージ周辺の熱気はピークに達した。

HYDEは「みんなニコニコしてるの見てると、ニコニコしちゃうんだよ。せっかくクールに決めようと思ってたのに……」とぼやきながら、「VAMPSはいろんなライブをしてるけど、みんな順応していくよね。そこが誇らしい」「プレゼントはあげられないけど、この夏、最高ですよね」と語る。続けて「次は恐山とかでやりたいんだけど。『あれ? メンバー1人多い』とかになるんじゃないかと」と来年への構想を膨らませた。また恒例の「HALLOWEEN PARTY」についても言及し「今年もえらいことになるんで。K.A.Zくんが女装するかな。ミニスカとかね」と笑顔を見せた。

さらにここではサプライズゲストも登場。「僕の友達のすごくギターのうまい人がいるから弾いてもらおうかな? Kenちゃん!」という紹介で、Kenがデパートの紙袋を持って現れた。メンバーにお中元を配って回った彼は、開口一番「おっぱい揺らしてますか? ここが日本で一番おっぱいが揺れてるって聞いたんで。去年すごく楽しかったから、今年来て“10倍返し”しようかなと(笑)」とニヤリ。そのまま、昨年の「BEAST ON THE BEACH」でもセッションしたL'Arc-en-Ciel「I'm so happy」のイントロを奏で出した。あちこちで悲鳴のような歓声が起きる中、HYDEはKenの肩に手をかけ絡んでみたり、KenはVAMPSのメンバーさながらにステージを自由に動き回ったりと息の合った様子を伺わせる。さらに「もう1曲いっちゃっていいですかね。Kenさん大丈夫っすかね」というHYDEの言葉から「HONEY」へ。HYDEはハンドマイクでランウェイに飛び出し、途中でKenを呼び寄せる。続いてK.A.ZとJu-kenもランウェイを練り歩き、観客を大いに熱狂させた。

Kenを送り出したあとは、ライブの定番曲「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」で会場はさらなる狂騒へ。演奏後にHYDEは「また帰ってくるから。浮気すんなよ。首洗って待ってろ!」と彼らしい挨拶で2日間のライブの幕を引いた。

なおVAMPSは9月25日にベストアルバム「SEX BLOOD ROCK N' ROLL」を発表。本作は世界各国でリリースされる予定だ。

VAMPS「VAMPS LIVE 2013『BEAST PARTY』」
2013年8月11日 山梨県 山中湖交流プラザきらら

01. LOVE ADDICT
02. HELLO
03. HUNTING
04. ANGEL TRIP
05. I GOTTA KICK START NOW
06. SEASON'S CALL
07. AHEAD
08. HIDEAWAY
09. 時間よ止まれ
10. MEMORIES
11. MY FIRST LAST
12. MISSION
13. KYUKETSU -SATSUGAI VAMPS Ver.-
14. DEVIL SIDE
15. REPLAY
16. TROUBLE
17. REVOLUTION II
18. I'm so happy
19. HONEY
20. SEX BLOOD ROCK N' ROLL

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