DAIGO☆STARDUSTがDAIGOに帰る!感動の“再生”ライブ

2

124

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 72 48
  • 4 シェア

7月26日、DAIGOが“DAIGO☆STARDUST”として東京・渋谷公会堂でソロライブ「帰ってゆくDAIGO☆STARDUST」 を開催した。

2度目のアンコールで「ROCK THE PLANET」を歌いながら幅4mのマントを広げるDAIGO☆STARDUST。

2度目のアンコールで「ROCK THE PLANET」を歌いながら幅4mのマントを広げるDAIGO☆STARDUST。

大きなサイズで見る(全5件)

3度目のアンコールで「永遠のスペースカウボーイ」を披露するDAIGO☆STARDUST。

3度目のアンコールで「永遠のスペースカウボーイ」を披露するDAIGO☆STARDUST。

大きなサイズで見る(全5件)

4度目のアンコールで「無限∞REBIRTH」を歌う“DAIGO”。

4度目のアンコールで「無限∞REBIRTH」を歌う“DAIGO”。

大きなサイズで見る(全5件)

この日のライブは、2週間前の7月12日に同所で行われた「帰ってきたDAIGO☆STADUST」 の追加公演。もともとは12日に一夜限りの“DAIGO☆STARDUST”復活を予定していたが、チケットを買えないファンが続出したため、急遽もう1公演行う運びとなった。

ライブは氷室京介から提供されたDAIGO☆STARDUSTのデビュー曲「MARIA」でスタート。肩から頭の先まで約1mにおよぶゴージャスな羽を着け、当時の衣装に身を包んだDAIGO☆STARDUSTが“降臨”すると一気に会場が沸き上がる。最初のMCで彼は「ついにこの日がやってきました、どうもDAIGO☆STARDUSTです。現役のときよりはるかに多いお客さんが来てくれて、本当にうれしいです」と挨拶し、「僕は10年前に星から降りてきた王子様として『MARIA』でデビューして、まあいろいろあって本当に星屑になってしまったんだけど……(笑)10周年ということで帰ってきました!」とDAIGO☆STARDUSTを初めて観る人のためにコンセプトを交えて説明した。

その後、「やっと逢えたね」と言って1人のファンの手に口づけるDAIGO☆STARDUSTとしてお決まりのパフォーマンスから「Queen Stardust」へ。グラムロックを基調とした勢いのある楽曲が立て続けに披露されていく。2度目のMCでは、当時のライブでも行っていた“マミー(母親)手作りクッション”を10数個客席へ投げ入れるコーナーを再現。ただ昔ほど遠くまで飛ばず、母親に確認したところ「中に入れる綿の量を減らした」と言われたというエピソードを話し、笑いを誘った。

そんな和やかな場面を挟んだあとの「Feather」では、DAIGO☆STARDUST時代に使っていたアコースティックギターを弾きながら、じっくりと歌を聴かせる。また前半と後半の幕間にはスクリーンで「空白の2週間」と題した映像が上映された。これは12日の「帰ってきた~」からこの日の「帰ってゆく~」までの間の2週間、地球に滞在していたDAIGO☆STARDUSTが何をしていたのかを追ったもの。VTRでは、12日公演の最後に本人の口から発せられた「地球を楽しみたいと思います」という言葉通り、浅草で人力車に乗り、原宿でクレープを食べ、ゲームセンターやカラオケで1人盛り上がる彼の姿があり、場内は爆笑に包まれた。

後半はハットとステッキで着飾った真っ赤な衣装に身を包んだDAIGO☆STARDUSTが「HELLO CRAZY GENTLEMAN」で妖艶にパフォーマンスを再開する。ラストスパートのパートはさらにロック色の強い楽曲で構成され、「SUPER JOY」「SCAPEGOAT」で盛り上がったあと「I wanna be your star」で本編は終了した。

アンコールは、「デイジー」「ROCK THE PLANET」「永遠のスペースカウボーイ」といった特に人気の高いナンバーの応酬。彼は全身スパンコールでできたキラキラな衣装を着たり、幅4mのマントを広げながら歌ったりと、ファッションでも観る者を魅了する。そして「今日はみんなのおかげで、最高にハッピーで最高にスペイシーな時間を過ごしてます。本当にありがとう」「まさか10年経ってここに立てるなんて思ってなかった。ああいうキラキラした衣装着たり、羽背負ったり、マント広げたり、いろんなことをしながらも諦めずにやってきてよかったなと。自分のことなんだけど、歌ってきてよかった。本当にありがとう」としみじみ語り、自分を支えてくれている家族、友達、当時のレコード会社、事務所のスタッフ、先輩アーティスト、そして現在各ソロ活動に注力しているBREAKERZのメンバー、10年前にデビュー曲を与えてくれた氷室京介に対して「感謝しかない。いつまでも感謝してます」と述べた。

3度のアンコールのあと、スクリーンにエンドロールが流れて終了かと思いきや、“DAIGO☆STARDUST”が星ではなく“DAIGO”の中へ“帰ってゆく”という映像が流れる。ようやくタイトルの意味が判明したところで、ステージでは7月31日にリリースされる“DAIGO”の新曲「無限∞REBIRTH」が初披露された。DAIGOとしての第一声は「改めましてDAIGOです。DAIGO☆STARDUSTと1つになりました」。彼は「DAIGO☆STARDUSTは黒歴史だとか言われたり、自分でも自虐的に言っていたけど、僕自身大事にしていきたい楽曲だったり存在なので、すべてひっくるめてDAIGOとしてこれからさまざまな活動をしていきますので、応援よろしくお願いします!」と、DAIGOとしての新たなスタートを宣言した。

また、ひさびさのソロ公演ということで本当はとても心細かったと打ち明けたDAIGO。しかし「僕は決めました。絶対にBREAKERZで3人集まって最高のライブをやるまでに、最高のボーカリストになる! 絶対にこの時間を後悔させないから!」と声を張り上げ、新曲「いつも抱きしめて」を初披露し2時間半のライブを締めくくった。本人が去ったあとのステージでは、DAIGOの今後の予定として東名阪ツアー、7年ぶりにスペイシーハグ会を実施することなどが発表され、場内はファンのうれしい悲鳴に包まれた。

DAIGO☆STARDUST「帰ってゆくDAIGO☆STARDUST」
2013年7月26日 渋谷公会堂 セットリスト

01. MARIA
02. The space toy
03. Queen Stardust
04. STARS
05. D☆Trance
06. Feather
07. Dear sunshine
08. heavy heavy
09. HELLO CRAZY GENTLEMAN
10. STAND UP!
11. SUPER JOY
12. SCAPEGOAT
13. SUMMER ROSE
14. I wanna be your star
<アンコール>
15. デイジー
<ダブルアンコール>
16. ROCK THE PLANET
<トリプルアンコール>
17. 永遠のスペースカウボーイ
<クアドラプルアンコール>
18. 無限∞REBIRTH
19. いつも抱きしめて

この記事の画像(全5件)

読者の反応

  • 2

かのうよしえ -monomaking @monomaking

録画していたLIVEをみた。はじめて見たんだけれど何と言うのでしょうこれ?歌謡曲っていうのかなぁ〜今やジャンル分けなんてどうでもいい感じやね?笑)あ、ドラムの牟田さん目当てでみたのよ?楽しませて頂きました〜!衣装キラッキラ☆ http://t.co/snxdkz0Sun

コメントを読む(2件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 BREAKERZ の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。