2月2日からスタートした、計59本にわたる全県ツアー「1-2-3 TOUR 2013」の57本目にあたるこの日のライブは、関東では2011年11月の日本武道館公演以来、約1年半ぶりの単独アリーナ公演。センター席をスタンディング形式にした会場には、約1万人ものファンが駆けつけた。
またこの日は今ツアー初のアリーナ会場ということもあり、大会場ならではのステージセットを用意。定刻を10分ほど過ぎた頃に会場が暗転するとSEのSAM & DAVE「Soul Man」が流れ始め、曲にあわせてTHE BAWDIESのメンバーがステージに登場する。ツアー終盤から新調したスーツを身にまとった4人は、「ROCK ME BABY」「LEMONADE」などのヒットシングルを含む最新アルバム「1-2-3」の楽曲を中心に、前のめりで生々しいロックンロールを鳴らし続けた。
ライブの合間には、ROY(Vo, B)が「学生の頃、THE SONICSというバンドに出会って、彼らのように生々しいロックンロールを伝えたいと思ってバンドを始めました。昨年、彼らを日本に招いて一緒にライブをすることもできました。そのとき感じたのは、彼らは70近いのに、まだ初期衝動を持ち続けてバンドを続けている。僕らもそれを見て、ここで原点に返ろうと思い、作ったのがアルバム『1-2-3』でした」と説明。客席から盛大な拍手が送られると、新作からの楽曲にあわせてJIM(G)、TAXMAN(G, Vo)、MARCY(Dr)も熱のこもった演奏でファンの声援に応えていく。
そして後半戦は「HOT DOG」「EMOTION POTION」「IT'S TOO LATE」などライブの定番曲を連発し、会場の熱気は一気に加速。アンコールではバンドと観客によるコールアンドレスポンスで会場の空気が1つになり、最高の盛り上がりの中、約2時間にわたる横浜アリーナワンマンライブは終了した。
なおTHE BAWDIESの全国ツアー「1-2-3 TOUR 2013」は6月22日の沖縄・ナムラホール公演を経て、28日の大阪・大阪城ホール公演で幕を閉じる。
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