5月28日に東京・Shibuya O-nestにてライブイベント「スペースシャワー列伝 第九十三巻 深更の宴(しんこうのうたげ)」が開催された。
「スペースシャワー列伝 第九十三巻 深更の宴」は、スペースシャワーTVがレコメンドする新進気鋭のアーティストが集うライブイベント。当日は
トップバッターを飾ったのは、バンド編成で登場したハルカトミユキ。1曲目「ドライアイス」で一気にオーディエンスを惹きつけ、続く「ニュートンの林檎」ではスリリングなバンドサウンドとハーモニーを場内に響かせた。未発表曲の「マネキン」ではハルカのボーカルとミユキのキーボードから鳴らされるノイズがせめぎあい、ラストの「Vanilla」までしっかりとその存在感をアピールした。
2番手として登場したきのこ帝国は1曲目「足首」から彼ら特有のディープな世界にオーディエンスを誘う。続く「WHIRLPOOL」を演奏し終えると、一転して「国道スロープ」でストレートなギターロックサウンドを場内に鳴らす。続いて今年2月リリースのアルバムの表題曲であるロックチューン「ユーリカ」を披露し、「夜が明けたら」では圧巻のパファーマンスでオーディエンスを魅了した。ラストの「明日にはすべてが終わるとして」が鳴り止むと、客席からは大きな拍手が沸き起こった。
トリを務めたゲスの極み乙女。はニューウェイブ色の強いトリッキーなサウンドアプローチが印象的な新曲「song3」からスタート。ジャジーなピアノと絶妙な緩急をつけるリズム隊のアンサンブルが見事な「ぶらっくパレード」や、畳みかけるようなビートとコーラスワークが印象的な「ドレスを脱げ」など、この日の本編では全6曲が披露された。アンコールではメンバーがフロアに向かって小袋包装された何十個もの餅を投げ込む場面も。彼らはこの日の最後に新曲「餅ガール」を演奏して、「深更の宴」は大盛況の内に幕を閉じた。
なおこのイベントの模様は、スペースシャワーTVにて6月28日(金)24:00から1時間にわたってオンエアされる。
スペースシャワーTV「スペースシャワー列伝 第九十三巻 深更の宴」
2013年6月28日(金)24:00~25:00
「スペースシャワー列伝 第九十三巻 深更の宴」セットリスト
ハルカトミユキ
01. ドライアイス
02. ニュートンの林檎
03. マネキン
04. MONDAY
05. 絶望ごっこ
06. プラスチック・メトロ
07. Vanilla
きのこ帝国
01. 足首
02. WHIRLPOOL
03. 国道スロープ
04. ユーリカ
05. 風化する教室
06. 退屈しのぎ
07. 夜が明けたら
08. 明日にはすべてが終わるとして
ゲスの極み乙女。
01. song3
02. モニエは悲しむ
03. ぶらっくパレード
04. スレッドダンス
05. ホワイトワルツ
06. ドレスを脱げ
07. 餅ガール
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