新山詩織、デビューライブで藤井一彦と「現在地」熱演

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新山詩織が4月17日に1stシングル「ゆれるユレル」でメジャーデビュー。これを記念したライブイベントが、4月18日に東京・WWWで開催された。

THE GROOVERSの藤井一彦(写真左)と新山詩織(右)。

THE GROOVERSの藤井一彦(写真左)と新山詩織(右)。

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新山詩織

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途中新山のギターの弦が切れてしまうハプニングも。

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イベントはドキュメンタリームービーの上映とライブパフォーマンスの2部構成で展開。ドキュメンタリームービーは新山がビーイング主催の新人発掘オーディション「Treasure Hunt ~ビーイングオーディション2012~」にてグランプリを勝ち取りデビューするまでの道のりを追ったもので、会場に集まった観客はアーティストとして成長していく彼女の姿を捉えた映像にじっと見入っていた。

ライブは新山が1人で登場し、アコギを抱えて「だからさ」を歌い出したところからスタート。彼女は前を見据えながら太い声を響かせて観客を自分の歌に引き込んでいく。曲の終盤でバンドメンバーが登場し5人編成になると、耳を刺すようなディストーションギターから映画「絶叫学級」の主題歌「Don't Cry」が演奏された。

最初のMCで新山は、言葉に詰まりながらも自身の性格や音楽との出会いを語り出す。そして「演奏して歌ってるときが、自分の今一番幸せなときなので、少しずつ届いてくれたらいいなと思います。まだ何もかも始まったばかりだけど、自分らしく歌っていけたらと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」と真摯に伝えた。

ミドルテンポの切なげなナンバー「Looking to the sky」が届けられたあと、ここでスペシャルゲストが呼び込まれる。新山が「立ってるだけでカッコいいバンド」と紹介すると、THE GROOVERSの藤井一彦(Vo, G)が舞台に登場した。藤井は「詩織ちゃんデビューおめでとう」と祝福の言葉をかけ、爆音でギターを鳴らしフロア中の視線を奪っていく。そして藤井を交えて、デビューシングルのカップリングに収録されているTHE GROOVERSの「現在地」が披露された。新山の歌声はより力強さを増し、途中高ぶったシャウトに変わる場面も。コラボステージを終え晴れやかな表情で藤井を見送った彼女は、最後に「ゆれるユレル」をエモーショナルに熱唱し無事にデビューライブを終えた。

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