夏木マリ、CHABOはじめ豪華バンドと生ライブ＆会見

10月31日に発売される夏木マリのニューシングル「ALLIANCE」のカップリング曲「キャデラック」がH.I.S.「おとなの海外自由旅行」のCMソングに起用され、昨日10月26日に東京・東京アメリカンクラブにてCM発表イベントが行われた。

「キャデラック」は、かねてより親交の深い仲井戸麗市が作詞・作曲したロックチューン。仲井戸（G, Vo）をはじめ、後藤次利（B）、斎藤ノヴ（Per）、高中正義（G）、ミッキー吉野（Key）、村上"PONTA"秀一（Dr）といった豪華プレイヤー陣がレコーディングに参加したことでも話題の1曲だ。

イベントにはこれらのアーティストが全員登場し、タイアップ曲「キャデラック」を生演奏で披露。抽選によって選ばれた約100名のファンと関係者約50名が見つめる中、夏木は踊りながらシャウト混じりのロックな歌声を響かせた。

ライブ後は、7人全員が出演した「キャデラック」のビデオクリップとのコラボレーションで制作されたH.I.S.「おとなの自由旅行」のテレビCMが初公開された。新作CMは、“裕福なバックパッカー”を指す新語「フラッシュパッカー」をキーワードに、エイジレスなアーティストたちのクールな演奏シーンを通じて「もう一度アクティブに自由に旅に出よう！」というメッセージをミドル層に向けて発信している。

イベントの質疑応答では、楽曲が作られた経緯について夏木がコメント。「ノヴさんと60（ロクマル）を迎えるにあたって作品を出したいねって話していて、CHABOさんに曲を書いてくれないかと相談しました。それでこのような、夢のようなメンバーが集まってくださって。前々から皆さんのファンでしたので、40年来の夢が叶いました！」とうれしそうに語る。

制作を依頼された仲井戸も「ノヴさんの明確なイメージがあって、マリさんが追及していたジャニス・ジョップリンをイメージして作りました。“あいまいなものは捨てたい”という歌詞はマリさんが持つ潔さを表しています」と説明。さらにH.I.S.とのコラボにちなんで「自身にとって旅とは？」と質問されると、後藤は「旅に行くと計画的になれるのでそんな時間が大事」、高中は「自宅のある軽井沢の森の中を曲を聴きながら自転車で走ることが最近の旅」、村上は「旅は人生の出会いがあって、それが財産になっていく」、斎藤は「このメンバーで会えたことがこれから新しい旅が始まる感じ」など、それぞれの答えを返した。なお、「おとなの海外自由旅行」のCMは昨日から順次オンエアがスタートしている。