明日9月12日にニューシングル「firefly」を発表する
今回のアーティスト写真は、シングルのジャケットや、ビデオクリップと同様に“光”をコンセプトにしたデザイン。ナタリー編集部は9月某日に都内のスタジオにて実施された撮影現場に潜入し、その裏側に迫った。
スタジオにはビデオクリップの撮影同様にパネル型LEDをつり下げたセットが用意され、その前でメンバーが楽器を持ったバージョンと、楽器を持たないバージョンの2パターンの撮影が行われた。今回の撮影を担当したのは、数々のアーティスト写真を手がける太田好治。撮影開始時刻が近付くと、黒い衣装に身を包んだメンバーが「よろしくお願いします!」と姿を見せる。そして「はい、いきます!」という太田の合図で、まずは楽器を持ったバージョンの撮影が行われた。ちなみに楽器はアンプにつながれており、大音量ではないが実際に音が鳴る状態。メンバーは次々と色彩を変えるLEDを前に軽いセッションを展開していき、その音に重なるように、スタジオにはカメラのシャッター音が何度も響いた。
「チェックします!」の声がかかると、メンバーやスタッフがiPadやモニターの前に集合。撮影されたばかりの写真を真剣に見つめ、意見を交わし合う。藤原基央(Vo, G)は青を基調とした幻想的な写真を前に「すげえ! 地面も光ってる」と感想を漏らした。その後の撮影は、何度かカメラのアングルを変えたり、メンバーの立ち位置を調整したりしながら進行。またスタッフが仕上がりのチェックに集中している間は藤原と直井由文(B)がアンプの上に座って、楽器を爪弾く瞬間も。楽器を弾く手を止めないその様子から、アーティストの表情が垣間見えた。
ひととおり楽器を持ったバージョンの撮影が完了すると、今度は楽器なしのバージョンに。セットを変える間はしばしの休憩ということで、メンバーは差し入れでエネルギー補給をしたり、メイクや洋服を直したりしながら、次の準備にかかった。スタッフの「お願いします!」という声から撮影が再開され、横一列に並んだ4人は引き締まった表情を浮かべる。さらに升秀夫(Dr)の前に直井と増川弘明(G)が並び、最前列に藤原が立つという構図での撮影も実施。「目線ください!」「もう少し体を斜めに!」などの指示が飛び交い、スタジオ内がピリッとした緊張で包まれる。そして最終チェックが終わると「お疲れさまでした!」という声とともに拍手が自然と発生する。スタジオには安堵した空気が漂い、2時間におよんだアーティスト写真の撮影は終了した。
なお「firefly」特設サイトでは、PVのショートバージョンやCMスポット、PVの密着レポートなど新作にまつわるコンテンツを公開中。最新のアーティスト写真とともにチェックしてみよう。
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- 23rd Single 「firefly」2012/9/12(Wed) Release | BUMP OF CHICKEN
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音楽ナタリー @natalie_mu
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