東京・新宿LOFTのオープン35周年記念企画の一環として、昨日8月20日に
1番手の戸川純はデニス・ガン(G)、中原信雄(B)、ライオン・メリィ(Key)、矢壁アツノブ(Dr)というメンバーを率いてステージに登場。幻想的な青い照明に照らされながら「諦念プシガンガ」を熱く歌い上げ、その後ものんびりした雰囲気のトークを合間にはさみながら、「肉屋のように」「電車でGO」「バージンブルース」などで迫力たっぷりの伸びのある歌声を披露していた。
戸川は6年前の交通事故のため現在はリハビリ中で、この日のライブもステージ上の椅子に座ったまま進行。さらに入院中に10kg太った体重を戻した結果、拒食症になってしまったと語り、「これからは健康的に痩せていこうと思います」と言って観客からの声援を受けていた。そんな彼女だがパフォーマンス中は不調を感じさせないエネルギッシュなオーラを放ち続け、満員の観客を圧倒。ラストナンバー「パンク蛹化の女」では椅子から立ち上がってステージ上を跳ねまわり、かぶっていた帽子を振り飛ばして、バンドメンバーの肩にもたれかかりながら全力でシャウトした。
女王蜂のライブが始まると、赤いランドセルを背負ったアヴちゃん(Vo)が戸川純の「好き好き大好き」を歌いながら袖から現れ、「愛してるって言わなきゃKILL!」という絶叫とともに1曲目「デスコ」からライブをスタート。一気に沸騰した会場を、アヴちゃんはランドセルから取り出した羽扇子を振ってさらに盛り上げていく。続いての「八十年代」ではリコーダーを吹いたり、また振り回したりと大暴れ。激しいバンドアンサンブルと変幻自在なアヴちゃんの声、そしてアヴちゃんの艶かしい一挙手一投足に観客はどんどん惹かれていった。
「大事な曲をやります」と言って披露された「無題」では、神々しい光に後ろから照らされながらアヴちゃんが椅子に座って歌唱。続けて「燃える海」を熱く歌い上げ、華麗なるショーは一旦幕を下ろした。その後、女王蜂は盛大なアンコールを受けて再登場。アヴちゃんはより大きな一体感を作り出すべく、客席の真ん中にマイクスタンドを置いてその場で「人魚姫」を歌った。観客はもみくちゃになりながらアヴちゃんと一緒に激しく踊り、会場内は笑顔で満たされていく。女王蜂は最後に「バブル」を演奏し、壮絶なパワーを放出して「姫様」対バンを締めくくった。
リンク
- 女王蜂 公式サイト
- 戸川純事務所 (juntogawaoffice) on Twitter
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戸川純×女王蜂の新旧「姫様」対バンに満員の観客が興奮 https://t.co/2bqYF8X3O6
なんてサイコウ過ぎる組み合わせなんだ~~~!!!!見てぇ~~~~!!!!