パワーアップしたウリチパン郡の4年ぶり2ndアルバム

ウリチパン郡が前作「せん」から4年ぶりとなる2ndアルバム「ジャイアント・クラブ」を4月23日にリリースする。

オオルタイチ（おばけじゃ～）とYTAMOにより2003年に結成されたウリチパン郡。ライブ活動に伴って、1stアルバムの発表後に千住宗臣（BOREDOMS、PARA）、亀井奈穂子（三田村管打団 ?）が加入して4人編成となった。

新体制となって初の音源となるこの作品には、和田拓（THE MICETEETH）や中林キララ（オシリペンペンズ）といったゲストも参加。ストレンジな打ち込み主体だった前作から本格的なバンドサウンドへと進化を果たしており、太古の時代から近未来まで表現する自由自在なポップセンスはそのままに、新たな音楽の表現を提示している。

このアルバムの発売を記念して、5月3日に大阪・中津芸術文化村ピエロハーバー、5月5日に東京・EATS and MEETS Cayでリリースパーティを開催。各公演にはゲストとしてよのすけショウ（吉川豊人＋山本精一）、七尾旅人、二階堂和美、SIGHBOAT（内田也哉子、渡邊琢磨、鈴木正人、千住宗臣）、トクマルシューゴ&ザ・マジックバンドなどが出演する。

なお、MySpaceとSPACE SHOWER Digital Archives Xの共同レコメンド企画サイト「MyX」では、第5弾アーティストとしてウリチパン郡をフィーチャーした特集が掲載されている。こちらでは現在「ゼノン」「パヤパヤ」のビデオクリップなどを公開中。琴線に触れるメロディアスな日本語の歌と、ジャズ、ブラジル、アフロビート、フォルクローレまでを彷彿させる彼らのサウンドを体験してみよう。