Devil ANTHEM.幕張イベントホール公演決定!新体制で駆け抜けた1年を充実のライブで締めくくる

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Devil ANTHEM.の全国ツアー「Devil ANTHEM. 11th Anniversary TOUR 2025 a story beyond」が昨日12月29日に神奈川・KT Zepp Yokohamaでファイナルを迎えた。

「Devil ANTHEM. 11th Anniversary TOUR 2025 a story beyond」 ファイナル公演の様子。(撮影:笹森健一)

「Devil ANTHEM. 11th Anniversary TOUR 2025 a story beyond」 ファイナル公演の様子。(撮影:笹森健一)

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デビアンは昨年12月27日に東京・TOKYO DOME CITY HALL(現Kanadevia Hall)で開催した結成10周年記念ライブをもって活動を一時休止するも、今年3月にカムバック。塩崎めいさと矢吹寧々を新メンバーに迎え、6人体制での活動をスタートさせた。彼女たちは結成11周年を記念して行われた今回のツアーのファイナル公演にて、2025年の集大成となる渾身のパフォーマンスを展開。「過去のデビアンを超える」という新生デビアンの命題に対する覚悟をステージ上で表現した。

覚悟がにじむ迫力のパフォーマンス

開演時刻を迎えるとSEが流れるとともにステージに火花が降り注ぎ、非日常的な時間が訪れたことを観客に告げる。客前に登場したデビアンは、今年10月にリリースした現体制初のフルアルバムの表題曲で、今回のツアーのタイトルに引用された「a story beyond」を1曲目にパフォーマンス。続いて「Fake Factor」「tobira」と畳みかけ、序盤から観客のテンションを大きく引き上げていった。

「Devil ANTHEM. 11th Anniversary TOUR 2025 a story beyond」 ファイナル公演の様子。(撮影:笹森健一)

「Devil ANTHEM. 11th Anniversary TOUR 2025 a story beyond」 ファイナル公演の様子。(撮影:笹森健一) [高画質で見る]

MCに移ると、メンバーは前日の12月28日に結成11周年を迎えたことをファンとともに祝う。結成時からのオリジナルメンバーである竹越くるみは「デビアンでの活動を始めた小学校6年生のときは、私が11年もいるなんて微塵も思っていなかったです。こうやって11周年を迎えて不思議な気持ちでいっぱいです」と感慨深い思いを笑顔で語った。次のブロックでは「雷鳴」「minnadeiko」「ストレライド」「Singin'」などが息つく暇もなく披露され、場内の熱気が右肩上がりに上昇。照明などの舞台装置が作り出すまばゆい空間、体の芯まで響くような強烈な音圧を伴ったサウンドが6人のパフォーマンスを強力にバックアップした。

「Devil ANTHEM. 11th Anniversary TOUR 2025 a story beyond」 ファイナル公演の様子。(撮影:笹森健一)

「Devil ANTHEM. 11th Anniversary TOUR 2025 a story beyond」 ファイナル公演の様子。(撮影:笹森健一) [高画質で見る]

ライブの後半戦の幕開けを飾ったのは初期曲「ココロカラ」。そこから「STARLIGHT CIRCUS」「Fever」などのライブの人気曲が続き、フロアの盛り上がりは増していくばかり。次のMCでは塩崎が「私と寧々ちゃんは2025年が新たな人生の始まりだったので、こうして大好きな皆さんに囲まれてライブができることがすごくうれしいです」と笑顔で2025年を振り返り、橋本侑芽は「去年の今頃には考えられないようなことが起きているのも、皆さんが前に進んでくれているからだと思います」とファンへの感謝の思いを口にした。そして安藤楓の「ここにいるすべての人と一緒に歌えるこの曲をやりたいと思います!」という言葉をきっかけにメジャーデビュー曲「ar」のパフォーマンスへ突入。デビアンはライブの勢いをさらに加速させると、PassCodeのサウンドプロデューサーとしても知られる平地孝次が提供した「from again」をパワフルに歌唱する。「EMOTIONAL」の曲中では安藤楓が「本当にありがとう! 来年も最高の景色、見ようね!」とフロアに呼びかけ、大きな歓声を浴びた。

「Devil ANTHEM. 11th Anniversary TOUR 2025 a story beyond」 ファイナル公演の様子。(撮影:笹森健一)

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2026年のスローガンは

ライブの鉄板曲「①②③④⑤⑥」でライブ本編が大団円に導かれるも、デビアンは観客の熱烈な声に応えて再びステージへ。「夜明けの軌跡」でパフォーマンスを再開したのち、特報映像を通して今後の活動に関する発表を行った。2025年の活動を振り返りつつ、「過去は過去、今は今とせずに向き合うことを選択して、そのうえでこれまでを遥かに超えてより大きくなる」という現在のデビアンのアティチュードに改めて触れたのち、「まずは過去に並びます」と表示され、次回のワンマンライブが6月25日に東京・Kanadevia Hallで行われることが明らかに。Kanadevia Hallは会場名がTOKYO DOME CITY HALLだった2024年12月、デビアンの活動休止前ラストライブが行われた思い出の場所。6人は前体制のデビアンの到達点に再びたどり着けることを喜んだ。

映像はここで終わらず、さらに結成12周年ワンマンがデビアンにとって過去最大規模の会場となる千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールにて2027年1月11日に行われること、2026年のグループのスローガンが「雲外蒼天~ライブシーンから叩き上がる~」であることも発表された。このことをサプライズで知らされたメンバーはファンとともに驚きの声を上げ、中でも水野瞳は感極まって涙を浮かべる。そして竹越の「この1年弱、本当にファンの皆さんのおかげでがんばることができました。皆さんなしでは今日ここに笑顔で立てていなかったと思います。これからも私たちが夢を叶える瞬間を見ていってほしいなと思います」という挨拶を経て、デビアンは12月27日に配信リリースしたばかりの新曲「SHOOT THE SKY」を披露。高みを目指して進み続ける思いをまっすぐに歌い届けたのち、勢いそのままにラストナンバーの「FACT」へ。6人が横並びになって肩を組むと、観客も肩を組んで左右に揺れ、会場に一体感が満ちる。次のステージへと進むデビアンを祝福するようにきらびやかな銀テープがフロアに放たれた。

千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールの開催決定を告げる特報映像。(撮影:笹森健一)

千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールの開催決定を告げる特報映像。(撮影:笹森健一) [高画質で見る]

銀テープが舞う神奈川・KT Zepp Yokohama。(撮影:笹森健一)

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セットリスト

「Devil ANTHEM. 11th Anniversary TOUR 2025 a story beyond」 ファイナル公演 2025年12月29日 KT Zepp Yokohama

01. a story beyond
02. 絆という羽
03. Fake Factor
04. ONE DAY
05. tobira
06. 雷鳴
07. minnadeiko
08. ストレライド
09. holy night
10. Singin'
11. ココロカラ
12. ちょまっ!
13. STARLIGHT CIRCUS
14. MY WAY
15. Fever
16. ar
17. from again
18. EMOTIONAL
19. REBUILD
20. ①②③④⑤⑥
<アンコール>
21. 夜明けの軌跡
22. 不確かな未来
23. SHOOT THE SKY
24. FACT

今後の公演情報

Devil ANTHEM. ONE MAN LIVE 2026「雲外蒼天」

2026年6月25日(木)東京都 Kanadevia Hall

Devil ANTHEM. 結成12周年記念ワンマンライブ

2027年1月11日(月・祝)千葉県 幕張メッセ 幕張イベントホール

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umearzay @ZayyanuZay60173

@natalie_mu Devil ANTHEM.新体制で1年締めくくり、幕張公演決定

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