M!LK「11年間思い続けてきた」紅白の舞台で一番いい“イイじゃん”を！2025年は「縁が結ばれた」1年

12月31日にNHK総合ほかで放送される「第76回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月29日に行われている。この記事ではM!LKの囲み取材の模様を紹介する。

思いを口にしてがんばり続けることって大事なんだ

結成から11年を経て、「紅白歌合戦」に初出場するM!LK。佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人は「I♡M!LK」とプリントされたおそろいのTシャツ姿で報道陣の取材に応じた。本番へ向けた意気込みを問われた塩﨑は「11年間夢見てきたステージにあと2日で立てるっていうことで。あとは風邪だけ気を付けて……」と切り出すと「緊張しちゃったら、『イイじゃん』を右からやるか左からやるかわかんなくなるかも！」とひと言。「これまで何回やってきてん！（笑）」という曽野のツッコミを受けつつ「夢のステージで、一番いい『イイじゃん』をお届けできるように、最後の最後まで『イイじゃん』練習します！」と宣言する。

デビュー当時から「紅白に出たい」という夢を率先して口に出し努力を重ねてきた佐野は、いよいよ夢が叶う今の思いを聞かれ「2015年にデビューをしてからずっと『紅白に出たい』と公言してきて。でもそれはなかなか簡単なものではなく、さまざまな歴史がM!LKにはあるんですけど……やっぱり思いを口にしてがんばり続けることって大事なんだなと思いましたし、今年一年は本当に幸運なことにたくさんの方に注目していただいて、改めてここまで応援してくれたみ！るきーず（M!LKファンの呼称）に感謝の気持ちが芽生えました」としみじみ語る。そして「11年間ずっと思い続けてきた舞台なので、何をしようかな？って思ってるんですけど、周りの方々にすごく喜んでいただいたので、お世話になった方を喜ばせることができればなと思います」と続けた。

由緒正しき台本だから、光って見える

「紅白歌合戦」にまつわる出来事の中で印象に残っていることは？という問いかけには、佐野が出場者発表会見のひと幕を挙げ「記者の皆さんの前で5人で後ろを振り向かせてもらって、『紅白歌合戦』と書かれた看板を見たときは鳥肌が立ったのを覚えています。忘れられない」と回答。また塩﨑は台本の厚みに驚いたそうで「由緒正しき台本だから、光って見えるんですよ！ みんなでその台本見て喜んだよね！」と4人に語りかける。そして山中は「3冊くらいあるので、誰が台本を持ち帰るか？みたいな話になって」と、M!LK内で話し合いが行われていることを明かした。

本番で披露するパフォーマンスについては、山中が代表してコメント。「披露させていただく機会が多かったから、練度は高くなっている」と自信をのぞかせた彼は“金髪確変ニキ”として話題を呼んだサビ前の自身のセリフ「あれ？」について「どんな『あれ？』でいこうかな……」とつぶやく。隣で聞いていた佐野が「それは普通にして？（笑）」とリクエストする中、山中は「これまで勉強してきた結果の、一番いい『あれ？』を出そうかなと思ってます」と誓った。またM!LKは坂本冬美「夜桜お七」のステージを盛り上げる務めも担うが、これについては吉田が「太智、坂本冬美さんにうれしいこと言われてたよね？」と塩﨑に振る。すると塩﨑は「僕も坂本さんと同じ和歌山県出身なので、それをお伝えしようと思っていたんですけど、坂本さんから『同じ和歌山ですよね？』と言ってくださったんです！」と反応。さらに「坂本さんがプロデュースされている梅干しをいただいた」そうで、「おいしいじゃ～ん！」とうれしそうに“イイじゃんポーズ”を決めた。

M!LKの“今年の漢字”は…

質疑応答の最後には、恒例となっている「今年1年を漢字1文字で表すと？」という問いかけが。5人を代表して答えることになった佐野は「整いました！」と「結」の字を挙げ「僕らは11年間、ずっといろんな目標を掲げてきて、周りの人に支えられながら種を撒いてきた感覚があるんですが、今年はそれが花咲いて、点と点が線で結ばれた年でした。紅白という大きなステージへとのご縁も結ばれました。本当に、皆さんの応援のおかげで縁が結ばれた1年だったと思います。いかがでしょう！」と笑顔を浮かべていた。

「第76回NHK紅白歌合戦」の番組情報

放送日時

NHK総合ほか 2025年12月31日（水）19:20～23:45

※BSプレミアム4K、BS8K、ラジオ第1でも放送
※NHK ONE（新NHKプラス）で同時・見逃し配信、NHKラジオ らじる★らじるで同時・聴き逃し配信
※中断ニュースあり