「キャッツ♥アイ」は母親も好きな作品
「キャッツ♥アイ」は北条司原作の同名マンガをもとに完全新作アニメとして描かれた作品。オープニングテーマの「MAGIC」は、Adoと初タッグとなるボカロP・ツミキ(Aooo、NOMELON NOLEMON)によって書き下ろされた。またエンディングテーマは1983年にテレビアニメ版のオープニングテーマとして発表された杏里の楽曲「CAT'S EYE」のAdoによるカバーが使用されている。本作のリリースを記念して、Adoはメディア向けの取材会に参加した。
Adoは「MAGIC」について「これまでのAdoとしてはあまりなかったような、レトロポップなダンスミュージックになっております」と説明。また「キャッツ♥アイ」のテーマを担当することについて「『キャッツ♥アイ』は私が生まれる前の作品で、私の母親が好きな作品のひとつでした。それをまさか今回リメイクと同時に私が(テーマ曲を)担当させていただくとは。杏里さんをはじめ、80年代の作品やアーティストにものすごくリスペクトを持っており、私自身がとても好きなので、こうした機会をいただけたことがとてもうれしいです」とコメントした。
もしマジックが使えるとしたら……
続いて飛んだのは「もし“マジック”が使えるとしたら何がしたいか?」という質問。Adoは「マジックというか魔法が使えたら空を飛びたいです。昔から空を見ていると『鳥って飛べていいな』みたいなことをずっと思っていまして。それをマジックと呼ぶのかどうかわかりませんが、ちょっとでもいいから浮いてみたいです」と回答した。
2度目のワールドツアーを完走して
「日本人アーティスト過去最大級の規模となった自身2度目の世界ツアーを完走した今の気持ち」を聞かれたAdoは「純粋に、まず2回目のワールドツアーを行えたことがとてもうれしかったです。以前のワールドツアーよりもさらに規模が広がって、初めて訪れた場所はもちろんですが、もう一度行くことができた場所でも、前回よりもたくさんのお客さんに出会うことができました。それぞれの国、地域の皆さんから私への愛情や情熱がものすごく伝わってきて、もっと成長した姿で、また世界中の皆さんにお会いすることができたらいいなと思いました」とツアーを振り返る。
最後にファンへのメッセージを求められると、「いつも私の楽曲を聴いてくれて、本当にありがとうございます。今年の11月には東京と大阪でドーム公演がありますが、その公演の先……これからも、皆さんのことをもっと楽しませられるような歌い手であり、アーティストでもあり、表現者でもありたいと思っています。これからも応援していただけましたらとてもうれしいです」と取材会を締めくくった。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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