11月14日公開の「君の顔では泣けない」は、君嶋彼方のデビュー小説を坂下雄一郎監督が実写化した映画。高校1年生の夏にプールに落ちたことがきっかけで心と体が入れ替わってしまった坂平陸と水村まなみが、元に戻る方法を模索しながら進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れを経験する15年間が描かれる。髙橋は中身がまなみの陸を、芳根は中身が陸のまなみを演じる。
このたび公開されたのは、入れ替わった陸とまなみが経験する、人生の大きなターニングポイントとなる結婚・出産のシーンを写したカット。陸がウエディングドレスを着て幸せな笑顔を見せる姿、そして妊娠中に不安な表情で、大塚寧々演じる母親と病室で会話をするシーン、そして電話で妊娠を報告する陸とそれを受けるまなみの姿が切り取られている。
陸がまなみに電話をかけるシーンは演じる芳根の思いが強く、坂下監督から見れば1テイク目で完璧だったが、芳根から「もう1回やらせてください」というリクエストが入ったという。また、髙橋演じるまなみが報告の電話を受け取るシーンは、全体クランクアップのタイミングだった。本編撮影の最後となったシーンで、髙橋は高い集中力を発揮。心に積もった複雑な感情のグラデーションを繊細な表現で演じ切った。
関連人物
音楽ナタリー @natalie_mu
芳根京子×髙橋海人が表現する結婚・出産「君の顔では泣けない」場面カット解禁
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