NICO、超満員Zeppを魅了した「HUMANIA」再現ライブ

1

612

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 193 62
  • 7 シェア

昨日2月3日、NICO Touches the Wallsの全国ツアー「NICO Touches the Walls TOUR 2012 "HUMANIA"」の東京公演がZepp Tokyoにて開催された。

光村龍哉(Vo, G)は「この4人でバンドを組んでから、今回が一番楽しいツアー」と好調ぶりをアピール。

光村龍哉(Vo, G)は「この4人でバンドを組んでから、今回が一番楽しいツアー」と好調ぶりをアピール。

大きなサイズで見る(全5件)

破顔しながらのプレイがオーディエンスの笑顔を呼んだ古村大介(G)。

破顔しながらのプレイがオーディエンスの笑顔を呼んだ古村大介(G)。

大きなサイズで見る(全5件)

うねるようなグルーヴでフロアを揺らした坂倉心悟(B)。

うねるようなグルーヴでフロアを揺らした坂倉心悟(B)。

大きなサイズで見る(全5件)

1月28日に27歳の誕生日を迎えた対馬祥太郎(Dr)。MCでは誕生日翌日に行われたライブでの失敗談が光村によって暴露された。

1月28日に27歳の誕生日を迎えた対馬祥太郎(Dr)。MCでは誕生日翌日に行われたライブでの失敗談が光村によって暴露された。

大きなサイズで見る(全5件)

最新アルバム「HUMANIA」を携えた今回のツアーは、1月13日の横浜BLITZ公演からツアーを開幕。Zepp Tokyoでのライブは、唯一の東京公演ということもありチケットは即日完売し、会場には約2700人のファンが詰めかけた。

ライブは最新作「HUMANIA」を軸にしたセットリストや、斬新な映像や照明演出など、初日公演の流れを引き継ぎつつ、ツアー4本目にして早くも変化を感じさせる内容に。光村龍哉(Vo, G)が初日公演で「アレンジはセッションで決めたもの。このあとも変わっていくと思います」と宣言したとおり、削ぎ落とされたアレンジにすることで歌を引き立たせている楽曲もあれば、音色を加えているものもあり、さまざまな人間模様を詰め込んだ「HUMANIA」の世界がより深く表現されていた。

特に光村の歌声は曲ごとに表情を変え、メロディを無視して牙を剥くようにシャウトしたかと思えば、情感たっぷりの歌声でオーディエンスを酔わせていく。また古村大介(G)はエフェクターを駆使しながら豊かなサウンドスケープを紡ぎ、坂倉心悟(B)は観客を煽りつつ剛胆なグルーヴを生み出す。そして対馬祥太郎(Dr)はメンバーとアイコンタクトを取りながら、屋台骨らしい頼もしいプレイで魅せた。

進化したライブを披露する一方で、MCやメンバー紹介はいつになく自由に展開。光村が「節分ってことで、皆さん豆を撒きましたか?」と問いかけたことから節分の話になるも、なぜか最後はメンバー全員が物真似をし始め、フロアが爆笑で包まれる一幕もあった。また光村はオーディエンスの熱気に当てられたのか「今日は頭が真っ白!」と言いながら、自身が感じている思いを赤裸々に吐露。「『HUMANIA』が完成したとき、もう何も出ないし空っぽだったけど、今日のみんなの反応を観てたら、まだまだ俺やらなきゃダメだ!と思った」「ここがピークじゃないんで、もっと上を目指して一生懸命曲を作って、みんなにぶつかっていきたい」と、バンドがまだ発展途上であることを力強く語った。

なおライブハウスを中心とした「NICO Touches the Walls TOUR 2012 "HUMANIA"」は、残すところ5公演。その後は「Ground of HUMANIA」と銘打った追加公演が、ホール会場を中心に4都市5公演行われる。ちなみに光村は「『Ground of HUMANIA』は内容を変えます。『HUMANIA』の完成型を見せたい」と述べており、ライブハウス公演とは異なるパフォーマンスが期待できそうだ。

この記事の画像(全5件)

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

NICO、超満員Zeppを魅了した「HUMANIA」再現ライブ http://t.co/EV3WwXuz

コメントを読む(1件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 NICO Touches the Walls の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。