スカートの今を象徴する新曲「スペシャル」配信、柴田聡子がコーラス参加

スカートの新曲「スペシャル」が本日4月30日に配信リリースされた。

「スペシャル」は5月14日にリリースされるメジャー5thアルバムの表題曲。軽快なリズムとコーラスワークの楽曲で、コーラスには澤部渡とかねてより親交がある柴田聡子が参加している。澤部はこの曲について「性急なビートに情けない歌詞、そこに柴田さんのコーラスも加わって過去のスカートにはない一曲、今を象徴するような一曲になりました」とコメントしている。

澤部渡 コメント

年明けにNintendo Switchとテレビの録画から物理的に距離を取らなければならない、とひとり東京を離れ、京都で作曲合宿を敢行し、そのときできたのが「ミント」と「スペシャル」でした。「スペシャル」はもともとはもっとナードなリズムの曲で、イントロでは口笛なんか吹いちゃったりして、牧歌的な雰囲気を持っていました。ちなみに仮タイトルが「ねぎし」だったのですが、これは漫画「デトロイト・メタル・シティ」の渋谷系が大好きな主人公、根岸祟一氏からの拝借でした。

最後のレコーディングを前にリハスタで佐久間さんと二人で「スペシャル」と「ひとつ欠けただけ」をひたすら揉んでいたのですが、その際に「やっぱりもっとパリッとさせたい」「もっとNRBQみたいな感じ」とか言いながらいくつかパターンを試していった結果、このリズムに行きつきました。

性急なビートに情けない歌詞、そこに柴田さんのコーラスも加わって過去のスカートにはない一曲、今を象徴するような一曲になりました。今一番のお気に入りをアルバムの表題曲としました。どうか楽しんで、アルバムのリリースをお待ちください。