3月28日に劇場公開される「山田くんとLv999の恋をする」は、ましろがマンガアプリ「GANMA!」で連載中の同名マンガを原作とした作品。彼氏に振られたばかりの大学生・木之下茜が“超塩対応”の高校生プロゲーマー・山田秋斗とネットゲームで出会い、ふとしたときに垣間見える山田の無自覚な優しさに少しずつ惹かれていく様子を描いたラブストーリーで、作間が山田を、山下が茜を演じる。
舞台挨拶がスタートし観客の前に姿を見せた作間は、「扉の前で待っているときは全然だったんですが、今やっと緊張し出しています(笑)。今日1日よろしくお願いします」とファンに挨拶した。もともと原作の愛読者だったという作間は、役作りについて聞かれると「(キャラを)分解する必要がないくらい馴染んではいたのですが、山田くんは感情が表に出づらいキャラなので、それを3次元に落とし込むときにどうしたらいいんだろうなということは考えました。表情が硬い山田くんの中でいっぱい感情を作り出して、それを表に出すか出さないかを監督やスタッフさんと話し合いながら作っていきましたね」と答え「単純に面倒くさそうな顔をしてる山田とか、好きですね」と“推しポイント”を語る。山田の友人でギルドマスターの瑛太を演じるNOAも、自身の役作りについて「瑛太が仲間を引っ張っていく姿、瑠璃姫(瑛太がゲーム内で操作しているキャラ)としてのふわっとした一面もありつつ人間っぽい姿はどう表現すればいいのか監督と相談しながら作って行きました」と語った。
続いて原作マンガの魅力について問われると、作間は「山田と茜の関係性が好き。別のタイプの不器用な2人がそれぞれにがんばってアプローチしていく姿がかわいくて、ずっと見ていたいなと思います。終わらないでほしいなって切実に思います」と熱くコメント。実写映画の中での“キュンポイント”については「あるハプニングがあって、山田と茜の顔が近付く場面があるんですけど、お互いの時がちょっと止まったような雰囲気で、そのシーンはすごく好きです」と、ネタバレに注意しながら観客に伝えた。
また、作品のストーリーにちなんだ「撮影中に“難解”だったエピソードは?」という質問がMCから投げかけられると、茅島みずきは「作間さんの糖分の摂取の仕方」と言って、作間がスティックシュガーを“直飲み”することを明かす。作間はこの暴露に照れ笑いを浮かべながら「わざわざ何かに溶かして入れるより、そのままいったほうが効率よくない?って思ったんです。効果をすぐに発揮できると思って」とその理由を語り「でも心配しないでください。抑えてるので(笑)」と付け加えた。
「YAMADA FES」と題したイベントとあって、以降も「山田クイズ」や「各界の山田さんからの祝辞」などさまざまな催しが行われた舞台挨拶。最後に作間は「公開までまだ1カ月あるので、これからもたくさん山田の魅力を伝えながら、公開を心待ちにしようと思います」とコメント。続いて山下も「私たちキャストをはじめ、みんなで1つになって大切に実写化させていただきました。何よりも原作者のましろ先生に『よかった』と言っていただけるような作品にしたいとがんばってきたので、皆さんに観ていただいて温かい感想をいただけたらと思います」とアピールし、劇場をあとにした。
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