この番組では、かつてアインシュタインが「オカルトだ」と否定し、現在も数多の数学者・物理学者たちが「なぜ起きるのか、理解が難しい」と語る“量子もつれ”を特集。“量子もつれ”とは、あらゆる物質の最小単位である粒子(量子)が、仮に宇宙の果てほど離れていたとしても同時に影響し合うという奇妙な現象のことであり、番組ではノーベル賞受賞の“天才”たちに取材しつつ、最新のCGを駆使しながら“量子もつれ”の映像化を試みる。
“量子もつれ”をテーマにした楽曲「Electricity」を発表している宇多田は「現場の皆様のおかげで和やかに、学者たちのインタビューに感動して時折泣きそうになりながら、最後まで楽しく収録できました。一視聴者としても放送がとても楽しみです!」と語っている。
宇多田ヒカル コメント
オファーを頂いた時「絶対にやりたい!」と思いました。
今年の春に発表したベストアルバムにまつわる一連の取材の中で、最新曲「Electricity」は量子もつれという現象がテーマで、人と人の間の目に見えない結びつきを歌にした、と語る私の姿が番組制作陣の目にとまったらしいのです。
ナレーション初挑戦でしたが、現場の皆様のおかげで和やかに、学者たちのインタビューに感動して時折泣きそうになりながら、最後まで楽しく収録できました。
一視聴者としても放送がとても楽しみです!
春風亭一之輔 コメント
ナレーションを担当しての感想
私(文系)はまるで通ってこなかった道なので、事前に息子(理系)に『量子もつれ』について聞いてみましたら、余計わからなくなりました。口に出してナレーションすると、少し理解できたような気になるのは不思議なもので。
番組を担当して思うこと
どんな分野においても、熱意をもって取り組んでいるのに周囲から理解を得られない人もいます。他人の目を気にせず真っ直ぐに。なかなかできることではないなと、自分を顧みるいい機会になりました。
春風亭 一之輔 @ichinosuke111
お母さん! 私もナレーションやってんですよ! https://t.co/1o31uSKLLU