月曜の15時開演という異例の時間帯に開催された「純烈魂」は、純烈にとって初めての日本武道館公演。約7000人の中高年が客席を埋め尽くし、カラフルなペンライトを灯した。
開演時刻を迎えるとスクリーンに純烈らしい茶番が映し出され、“武道館を温泉にする”という本公演のコンセプトが説明される。ステージに大浴場を思わせるスモークが勢いよく噴き出し、純烈が登場。「サヴァイヴァルダンサー」でライブの幕が開くや否や、
バックダンサーとともに披露された「キミとボク」を経て、「ミラクル太陽」では4人がトロッコに乗って武道館内を回遊。客席のファンは立ち上がり、満面の笑みで彼らに手を振る。「勇気のペンライト」が熱気をさらに上昇させたのち、メンバーのモノローグがスタート。
ここで今林久弥とスーパー・ササダンゴ・マシン(
「今夜はドラマチック」では、友井が軽やかなダンスを披露。2018年の「NHK紅白歌合戦」初出場時に歌った「プロポーズ」は、当時と同じく5人で届けられた。林田と友井が退場すると、後上が“紅白出場”と“武道館ライブ”に続く新たな目標として、「フジロックのトリを取りたい!」「健康長寿で100まで唄を!」などのスローガンを発表。これから先もファンは退屈しないことが約束された。
「君が涙をくれる時」が歌い上げられたのち、再びステージに呼び込まれる友井と林田。酒井はかつて6人組だった頃を振り返って「本当は達也とも紅白に出たかったけど、なかなか人生はうまいこといけへんというか、噛み合ったり、噛み合わなかったり……」と笑った。続く「不条理シャングリラ」「バッチグー」では、ど派手なサウンドに乗せて4人が熱唱。「夢見た果実」ではキラキラと輝くハットを被ったセクシーなダンスが繰り広げられた。
脈略なく姿を現した
アンコール1曲目は酒井が作詞、
純烈 in 日本武道館公演「純烈魂」セットリスト
セットリスト
第一興商 presents 純烈 in 日本武道館「純烈魂」2024年11月25日 日本武道館
01. サヴァイヴァルダンサー
02. キミとボク
03. ミラクル太陽
04. たった2秒の恋
05. 勇気のペンライト
06.
07. ひとりじゃないから
08. デジャビュー
09. 涙の銀座線
10. 星降る街角
11. 今夜はドラマチック
12. 幸福あそび
13. プロポーズ
14. 君が涙をくれる時
15. 純烈のハッピーバースデー
16. 桜よ散るな
17. 汐風ららばい
18. だってめぐり逢えたんだ
19. 不条理シャングリラ
20. バッチグー
21. 夢みた果実
22. 白い雲のように(オリジナル:猿岩石)
23. 奇跡の恋の物語
<アンコール>
24. 純烈魂
25. 言葉足らずのメロディ
てつ @kct2
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