IS:SUEは、昨年配信されたオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のファイナリストからなる4人組ガールズグループ。6月19日に1stシングル「1st IS:SUE」をリリースしデビューを果たした。現在最年少メンバー・RINは休養のため活動を休止しており、今回のファンコンサートは彼女を除く3人が出演した。本稿では、13日に行われたDAY1公演の模様をレポートする。
Aimer「蝶々結び」カバーも
白を基調とした新衣装に身を包んだメンバーは、デビュー曲「CONNECT」のパフォーマンスでファンコンサートをスタート。曲中には本公演のために用意されたダンスブレイクも盛り込み、迫力あるパフォーマンスで会場のボルテージを一気に高めた。その後もデビューシングル「1st IS:SUE」のカップリング曲「STATIC」や、11月13日リリースの2ndシングル「Welcome Strangers 2nd IS:SUE」の収録曲である「FLASH GIRL」「Butterfly」といった楽曲まで、多彩なジャンルの楽曲を盛り込んだセットリストでライブを展開した。また公演の後半で3人は、Aimerの楽曲「蝶々結び」のカバーステージも行い、美しい歌声でREBORN(IS:SUEファンの呼称)を魅了した。
RINの未公開写真に沸く会場
本公演ではライブのほかにもトークパートが設けられた。「IS:SUE of the day」と題されたコーナーでは、NANOが朝活、YUUKIが自宅のインテリア、RINOが実家の飼い犬・ラテをテーマにエピソードトークを披露し、「Welcome Strangers」というコーナーでは、3人が2ndシングル「Welcome Strangers ~2nd IS:SUE~」のリード曲「FLASH GIRL」のミュージックビデオの撮影を振り返った。なおトーク中には活動休止中のRINが映った未公開写真が公開され、客席から大きな歓声が起こった。
ファンからの質問に答える「Stranger's Message」というパートでは、メンバーそれぞれが「1年以内に叶えたい小さな目標」を発表。RINOは「4人でドライブする」、YUUKIは「流しそうめん」、NANOは「テーマパークに行く」と高らかに宣言し、目標の実現に向けて意気込んだ。
「RINの分まで3人で成功させようって」
「Breaking Thru the Line」のパフォーマンスで本編が終了すると、REBORNは声をそろえて“IS:SUEコール”をしてアンコールをリクエスト。そうした熱気を受けて、メンバーは「Tiny Step」を歌いながら客席から再び登場し、ファンの悲鳴を引き出した。
最後の挨拶では、メンバーそれぞれが今回の単独公演の感想をコメント。YUUKIは「自分たちで多くの曲を準備することが初めてで、昨日の昨日まで珍しく緊張していました。でも1曲目を披露したときに、緊張とかプレッシャーとかすべて吹き飛ぶくらいうれしくて、歌えなくなるくらい涙でうるうるしていました。改めてREBORNに生かされているなと思いました」、RINOは「皆さんからいただいたパワーをもっと大きな形でIS:SUEとして返せるように、これからももっともっと大きく成長したいなと思います! 大好きだよ」とREBORNに感謝した。リーダーのNANOは、REBORNはもちろんのこと、スタッフや自身の家族に感謝の気持ちを語ったのち、「最後に感謝を伝えたいのは、RINOとYUUKIとRIN!」「RINの分まで3人で初めてのファンコンサートを成功させようって、今回もがんばってきたので、ありがとうね」と、隣りにいるRINOとYUUKIに視線を送る。3人が、まるでRINも舞台上にいるかのように“4人”で円陣を組んで互いを労っていると、REBORNからは温かな拍手が送られた。
NANOは「4人でこのステージに立てるようにもがんばりたいですし、もっともっと大きなステージを目指してがんばっていきますので、これからもIS:SUEを愛してくださるとうれしいです!」と最後にコメント。ラストには「THE FLASH GIRL」が再び披露され、公演が締めくくられた。
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【ライブレポート】「RINの分まで3人で」IS:SUE初のファンコンサートが成功裏に終了、最後は互いを労い“4人”で円陣(写真8枚) https://t.co/5rAzhLIjDb