タイトル曲「卒業」は、今年4月に高橋がTOKYO FM系「SCHOOL OF LOCK!」に生出演したことがきっかけで生まれた曲。番組では、当時東日本大震災から1カ月後の放送ということで「今のみんなの“ほんとのきもち”をぶつけてほしい!」とメッセージを募集したところ全国のリスナーが抱える思いが多数寄せられ、高橋は番組パーソナリティのとーやま校長、やしろ教頭より「このみんなの思いを持ち帰って曲にしてほしい」とリクエストされた。
そこで彼は全てのメールやFAXを持ち帰り、その1つひとつに目を通しながら楽曲を制作。後日同番組で完成した曲を披露し、大きな反響を呼んだ。なお、その際タイトルは無題だったが、その後歌詞を一部書き直して「卒業」と題された。
また、高橋は昨日11月6日に神奈川・横浜BLITZで行われた「高橋優2011秋の全国ツアー~誰がために唄う優」の初日公演で「卒業」をライブ初披露し、シングルリリースを発表。ライブのMCでは、この曲について「今自分たちがいる場所が暗闇だとしても、少しずつ光の方へ前進していて、いつか悲しみから卒業できる、そんな思いを込めました」と語った。
シングルには「卒業」のほか、タイトル未定のカップリング曲と、ボーナストラックとして通常盤には未発表曲、初回限定盤にはライブ音源が収録。さらに初回限定盤の付属DVDには、10月26日に行われたUstream配信番組「月刊高橋優STREAM 消灯ライブ『誰もいない台所』」のパフォーマンス映像が収められる。
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音楽ナタリー @natalie_mu
高橋優、SCHOOL OF LOCK!で生まれた「卒業」シングル化 http://t.co/XjN39X4m