羊毛とおはな20年の歩みたどる展覧会、トーク＆ライブイベントに南波志帆やThe BOCOS

羊毛とおはなの結成20周年を記念した展覧会「結成20周年記念 羊毛とおはな展」が6月29日から7月21日まで東京・TOBICHI東京で開催される。

羊毛とおはなは2004年に結成された、千葉はな（Vo）と市川和則（G）によるアコースティックデュオ。国内外でのライブ活動や、企業のCMソング、映画の主題歌などで多くの人に楽曲を届けてきた。千葉が乳がんのため2015年に亡くなってからも市川はアーティスト活動を継続。結成20周年を迎えた今年の3月には、Salyu、コトリンゴ、アイナ・ジ・エンド、安藤裕子、yui（FLOWER FLOWER）、大橋トリオらが参加したトリビュートアルバム「まなざし」がリリースされた。

展覧会では羊毛とおはなの年表や、これまでリリースされたCD、ライブ衣装などが展示され、20年の歩みをたどるような内容に。画家のjunaidaが描いた「まなざし」ジャケットの複製画、写真家の平間至が撮影してきた羊毛とおはなの写真も観ることができる。会場の一角には、marini＊monteanyのイラストを使用した「羊毛とおはな村」と題した箱庭が登場する。また会場では20周年を記念したオリジナルグッズや、羊毛とおはなと親交の深い作家の作品が販売される。さらに7月26日から8月7日まで巡回展が京都・TOBICHI京都で実施される。

7月6日には展覧会会場から徒歩5分の東京・神田ポートビル2階でトーク＆ライブイベント「結成20周年記念 羊毛とおはな展『まなざし』LIVE Vol.2」が開催される。イベントでは南波志帆と文筆家の甲斐みのりによるトーク、南波による朗読が展開されるほか、市川と見田諭（mitatake）のギターデュオ・The BOCOSと、DadaDによるミニライブが行われる。チケットは6月14日11:00より「羊毛とおはな展」Webページで販売される。なお会場エントランスには撮影コーナーやトレカ制作コーナーが設けられており、チケット不要で入場できる。