「ひらやすみ」実写ドラマがNHK「夜ドラ」枠で今秋放送、アニメ化も決定

週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の真造圭伍によるマンガ「ひらやすみ」。このたび同作の映像化プロジェクトが始動し、実写ドラマ化およびアニメ化が決定したとわかった。

「ひらやすみ」の主人公は、定職なし、恋人なしだが将来の不安もなくお気楽な自由人・ヒロト。彼は人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえからタダで一戸建ての平屋を譲り受ける。そして山形から美大進学のために上京してきた18歳のいとこ・小林なつみと2人暮らしをスタート。いつしかヒロトの周りには、仕事や人間関係、将来への漠然とした不安など悩みを抱えた人々が集うようになるのだった。

原作の持つ気ままなヒロトの生き方や、阿佐ヶ谷を中心とした下町の風景が共感を生み、既刊8集の全世界での累計発行部数は110万部を記録。7月30日には最新刊となる9集も発売される。ドラマは現在「あおぞらビール」が放送中のNHK「夜ドラ」枠にて今秋にオンエア。アニメの制作は「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」で知られるProduction +h.が担う。

このたびの発表に際して、真造からはお祝いイラストが到着。平屋の庭に咲くひまわりの前でジャンプするヒロトと、誇らしげな表情を見せるなつみの姿が描かれた。今後、公式Xで情報発信が行われる予定だ。

真造圭伍 コメント

アニメ化、ドラマ化とっても嬉しいです!! 完成作品を観るのを楽しみにしています!!