オーディオテクニカの「ATH-CKS30TW+」は、「ココロ、カラダ、トベルオト。重低音×ノイズキャンセリングで、刺激的な音体験。」をコンセプトとして掲げる完全ワイヤレスイヤホン。高解像度な重低音とノイズキャンセリング機能を掛け合わせることで、音楽や映像を臨場感あふれるサウンドで日常的に楽しむことができる。加えて防水・防じん性能を備えており、野外フェスなどのイベントが目白押しなこれからのシーズンにもぴったりのアイテムだ。
本特集では、夏の大型フェスへの出演も控えるMAZZELのNAOYA、RAN、SEITOが「ATH-CKS30TW+」を体験。その感想や製品の魅力、推しポイントを彼らの視点で語ってもらった。また特集後半では、活動3年目を迎えたMAZZELのムードや直近の活動についても話を聞いた。
取材・文 / 三橋あずみ撮影 / 須田卓馬
オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW+」
「ココロ、カラダ、トベルオト。重低音×ノイズキャンセリングで、刺激的な音体験。」をコンセプトとして掲げる完全ワイヤレスイヤホン。高解像度な重低音とノイズキャンセリング機能を掛け合わせることで、音楽や映像を臨場感あふれるサウンドで日常的に楽しむことができる。周りの音を取り込む「ヒアスルー」「トークスルー」機能や、イヤホン紛失を防止する「置き忘れアラート」を搭載。防水・防じん性能も高く、スポーツやダンスといったシーンでも活用できる。
すごく身近な存在
──まずは、皆さんの普段のリスニング環境について聞かせてもらえますか?
NAOYA 僕は、家のあちこちにスピーカーを置いてます。お風呂には2個あるし、リビングにもキッチンにも置いていて。でも面倒くさくて、結局スマホで音楽を流しちゃうんですけど……(笑)。
RAN それ、インテリアやん(笑)。僕も家にスピーカーを置いていますし、あとはイヤホンを持ち歩いて、常に音楽がそばにある生活をしています。
SEITO 僕は趣味で楽曲制作をするので、それこそオーディオテクニカさんのヘッドホンも使っていますし、スピーカーも一式そろえていますね。
──日頃からオーディオテクニカの製品を愛用されているんですね。
SEITO そうなんです。まだ手に入れてはいないのですが、オーディオテクニカさんのレコードプレイヤーも欲しくて。今、DJ機材をそろえたいなと思っているんです。あと、僕とRANはダンスバトルの大会に出ていたとき、DJの方がオーディオテクニカさんのヘッドホンを使っていたので。
RAN 使ってたよね。
SEITO すごく身近な存在なんです。
──NAOYAさんも、出演された映画「君がトクベツ」の劇中でオーディオテクニカのヘッドホンを使われていたんですよね。
NAOYA そうなんです、役衣装でずっと着けていたんですよ! みんなからも「かわいい」と言ってもらえて、お気に入りのアイテムでした。
全部備わっていてビックリしました!
──普段イヤホンを選ぶときの基準やこだわりは?
SEITO 音質も重視するけど、僕は圧倒的にフィット感ですね。イヤホンを着けたまま動くことが多いので、自分の耳にしっかりフィットするものがいいなと思っています。あと大事なのは、再生時間の長さ。
RAN わかる!
SEITO 移動が長かったりするので、そこはやっぱり大事にしたいです。
RAN 僕は利便性と音質と……あとノイズキャンセリングの機能はわりとしっかりチェックします。僕、新幹線や飛行機に乗ったときの気圧に敏感で。耳栓くらいしっかり密閉されるイヤホンが好きなんです。あと音質に関しては、音楽も動画もいろんな聴き方をしたいので、幅広い用途で楽しめるアイテムをチェックしていますね。
NAOYA 僕は持ち運びやすさや壊れにくさが大事だなと思ってます。僕、持ち物を失くしてしまうことが多いので……。
RAN 確かになあ(笑)。
NAOYA 重みがあると持ち運びづらいので軽さも大事。軽い、壊れにくい、失くしにくいものがベストなんですが、「ATH-CKS30TW+」は全部備わっていてビックリしました!
RAN そう、完璧よね。
NAOYA もう、見つけちゃいました……!
どんなシチュエーションでもバランスのいいイヤホン
──「ATH-CKS30TW+」を実際に使ってみた感想を聞かせていただけますか?
NAOYA とにかく軽い! ポケットに入れていても違和感を感じなくて、それがありがたいなと思いました。
RAN 確かにコンパクトやもんね。NAOYAが言うようにまず本体が軽いですし、実際に使ってみると耳から外れにくい設計になっているからノンストレスな着け心地なんです。ダンスを練習するときも違和感を感じることなく快適に使えましたし、音質はもちろんしっかりしていて、どんなシチュエーションで使ってもバランスのいいイヤホンだなと思いました。
SEITO MAZZELに「Fire」という重低音が効いた曲があるんですけど、それを聴いたときの感動がすごかったです。衝撃を受けるほどだったので、皆さんにも聴いてほしい。曲頭、1発目の音が「ドン!」と来るんですけど、なんて表現したらいいんだろう。ステージに立っているときと感覚が似ていて……。
RAN 重低音すごかったよね。まるでスピーカーの近くで聴いているような、しっかりと圧が伝わる感覚で。でも不快じゃないちょうどよさなんですよ。
まるでフロアにいるような臨場感
──「ATH-CKS30TW+」は「ココロ、カラダ、トベルオト。重低音×ノイズキャンセリグで、刺激的な音体験。」というコンセプトを掲げています。圧倒的な重低音とバランスの取れた中高域を両立し、ライブ空間にいるかのような臨場感で音楽を楽しむことができるイヤホンなので、そういった特長をしっかり感じていただけたんですね。豊かな低域表現ができるこのイヤホンで、「Fire」のほかに聴いてほしいMAZZELの楽曲はありますか?
RAN 僕は「King Kila Game」ですね。クラブミュージックっぽい、重低音の強い四つ打ちの曲なので、まるでフロアにいるような臨場感を楽しめるんじゃないかなって思います。
NAOYA あと、僕とHAYATOのユニット曲で「to me」っていう曲があるんですけど……。
RAN・SEITO 重低音……?(笑)
NAOYA かわいいソングに見せかけて、けっこう重低音も鳴り響いてるんですよ!
RAN 確かに、ベースラインがしっかりしてるからね。コード進行もカッコいいし。
NAOYA そう! おしゃれなビートも鳴り響いてたりするので、そういうところに注目して聴いてほしいなって思います。
──重低音により浸りたいときは、専用アプリ「Connect」のプリセットイコライザー「Bass Boost - Deep」をONにするという方法もあります。プリセットイコライザーは「Bass Boost - Deep」のほかに「Bass Boost - Beat」「Dynamic」「Vocal」「Clear」と全5種が備わっていて、好きなイコライザーを1つ設定しておけば、アプリを使わずイヤホンだけで呼び出すこともできるんです。
NAOYA へえー。すごい!
RAN 僕は曲によって設定を変えることが多いんです。キックが強い曲だったらそこをより目立たせたせたり、逆にそれ以外をしっかり聴きたかったらクリアな設定にしたり。なので、これはすごくありがたい機能ですね。
「Vocal」設定でオススメの曲は?
──声やセリフが聴きやすくなる「Vocal」設定でオススメしたいMAZZELの曲はありますか?
SEITO 「I'm yours, You're mine」かな。KAIRYU、RAN、TAKUTOのユニット曲で、クリアモードで聴いてみたいバラードです。
RAN 僕は「ICE(feat. REIKO)」ですね。やっぱりバラード、R&B系の曲を聴いてみたくなります。で、NAOYAは……?
NAOYA 「HERO SUIT」!
SEITO ここへきてロック! さすが、期待を裏切らない(笑)。ありがとう!
NAOYA この曲はメンバーが作詞に携わったから、ちゃんと歌詞を聴きたいなって。
RAN なるほどね!
NAOYA 1人ひとりの声色の違いとかもわかりやすいと思うし、力強い歌声がきれいに聴こえてきたらテンションが上がりそうって思いました。めっちゃオススメです!
SEITO 目の付けどころが違って面白いなあ。
RAN これも彼の才能です。
NAOYA えっ、優しい!
周囲のノイズがしっかり抑えられる
──RANさんが重視するとおっしゃっていたノイズキャンセリング機能についてはいかがでしたか?
RAN 周囲のノイズがしっかり抑えられて、すごくよかったです。一方で、ヒアスルー機能は生活に十分なくらいの環境音が聞こえてくる。イヤホンを着けた状態でも話し声が聞こえるのがいいですよね。
NAOYA このイヤホンを着けたままカフェに入ったとき、手荷物がいっぱいでイヤホンを外すのが難しかったんですけど、タップ操作でヒアスルーに切り替えて店員さんに注文できたのがありがたかったです。
──店員さんとのちょっとした会話の際には、音楽の音量をさらに下げ、人の声にフォーカスして周囲の音を取り込める「トークスルー機能」もおすすめです。
NAOYA すごい! そんな設定も可能なんですね。
RAN あとこのイヤホン、タップ操作がめっちゃ快適ですよね。
SEITO そう、操作がめっちゃ楽!
RAN ノイズキャンセリングも、イヤホン2回タップで設定できますし。
──その設定に関しても、「Connect」アプリを通して自分の好きなようにカスタマイズすることができます。
RAN ホントですか? 絶対やろう!
3人の“推しカラー”
──音質のほかに、皆さんが惹かれたポイントはありますか?
RAN 僕、付属のイヤピースの数が多かったのが個人的にすごくうれしくて。
SEITO RAN、耳が小さいもんな。
RAN そう。インイヤー型だと合わないものもあるんです。「ATH-CKS30TW+」の付属のイヤピースは絶妙なサイズ感で、自分の耳にピッタリ合わせることができました。
SEITO イヤホンをケースに収納するときの磁石も強くて。これ、地味に大事だと思うんです。
RAN それ、わかるなあ(笑)。あとはやっぱりカラーリングじゃないですか? 僕はスケルトンを使っているんですが、このカラーめっちゃ好きです!
NAOYA うん、ホントにかわいい。
──皆さんそれぞれ、ファンの皆さんにオススメするならどのカラーをチョイスしますか?
SEITO 僕は、今使わせてもらっているこのエバーグリーンが似合ってるんじゃないかなって……。
RAN・NAOYA おお~!
SEITO いや、似合ってるじゃなくて気に入ってる、です!(笑)
NAOYA すごく似合ってるよね。
SEITO 名前もカッコよくてお気に入りです。
NAOYA 僕も今使ってるライトベージュに愛着が湧いちゃってる(笑)。
SEITO やっぱり愛着湧いちゃうよな。
NAOYA どんな服装にも合うので、すごくいいんですよ。
RAN 僕もやっぱりスケルトンをオススメしたいですね。シンプルにカッコいいし、メカっぽいけどスタイリッシュな感じがすごくおしゃれです。
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“イヤホンを洗う”衝撃