ロッキング・オン・グループ代表取締役会長の渋谷陽一氏が、7月14日未明に死去していたことが発表された。74歳だった。
渋谷氏は2023年11月に脳出血を発症して緊急入院。手術後は療養を続けながらリハビリに取り組んできたが、今年に入り誤嚥性肺炎を併発したという。葬儀は故人の意向により、近親者のみで執り行われた。
渋谷氏は1951年6月9日生まれ。19歳の頃に「ミュージックライフ」誌に寄稿して音楽評論家としての活動を始め、1972年に20歳で個人事業として洋楽ロック批評・投稿誌「rockin'on」を創刊した。以来、同誌および「ROCKIN'ON JAPAN」「CUT」などを手がけるロッキング・オン・グループの代表取締役社長となり、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「COUNTDOWN JAPAN」「JAPAN JAM」といった大型音楽フェスの総合プロデューサーも務めた。また1973年にNHKラジオ第1「若いこだま」でラジオDJデビューして以降、NHK-FM「ヤングジョッキー」「サウンドストリート」「ワールドロックナウ」などで50年以上にわたりラジオDJとしても活躍。2024年4月1日付で株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパンの代表取締役社長を退任し、各社の代表取締役会長に就任していた。
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手塚るみ子 @musicrobita
なにかまた時代が一つ終わったような感じもして、、
心よりご冥福をお祈り致します。 https://t.co/UCS5dgE8ci