現在公開中の映画「
「ボブ・マーリー:ONE LOVE」はボブ・マーリーが世界的なレゲエアーティストとして成功を収めるまでの道のりと、その影に隠れたさまざまな葛藤を描いた伝記映画。HAN-KUNは本作の上映直前の前夜祭でライブパフォーマンスを披露し、松尾は本作のスペシャルアンバサダーを務めている。本日のイベントでは幼少期からソウルやレゲエに親しんでいたというこがけんがMCを担当し、3人で映画の魅力や発声可能上映の楽しみ方を語り合った。
上映開始前、最初に登壇したこがけんと松尾は、それぞれがボブ・マーリーと出会ったきっかけを語り合ったあと、先日松尾がスペシャルアンバサダーとして登壇したジャパンプレミアの様子を写真とともに振り返る。主演のキングズリー・ベン=アディルや監督のレイナルド・マーカス・グリーン、プロデューサーでボブの長男のジギー・マーリーらと対面を果たしたものの、緊張のあまり通訳を通して「お会いできてうれしいです」としか言えなかったという松尾は「ネットニュースで『松尾、地蔵状態』って書かれていて(笑)。本当に恥ずかしい」と苦笑いしていた。
続いて登場したHAN-KUNは、東京・MIYASHITA PARKで行われ、約5000人が集まったという前夜祭の盛り上がりを「入場規制で、僕の知り合いもみんな『行きたい』って言ってたんだけど入れなくて。本当に『柵の向こう側に人があふれている』というのをバイブスで感じるぐらい」と説明。前夜祭に出演した豪華アーティストやアディル、グリーン、ジギーとの記念写真が映し出されると「ジギーたちを迎えるのにふさわしい、すごく素晴らしいメンツが集まったね」と感慨深げに語った。
その後3人は「ラスタファッションに身を包む」「ボブ・マーリーの音楽とメッセージの背景を知る」など、発声可能上映の楽しみ方を5項目にわたって解説。「ボブ・マーリーの名曲で踊る」というテーマを語っている最中には、HAN-KUNの「踊りのプロフェッショナルである、レゲエ界の仲間がいるんですけど……」という紹介で、松尾が旧芸名でもある“伝説のレゲエダンサー”松尾アンダーグラウンドとしてラスタカラーのタンクトップで登場した。こがけんから独特なダンスのコツを尋ねられると「まったくございません! 好きに踊ってください。ちなみに映画にもこのダンスは出てきません!(笑)」と自信満々に言い放って観客を笑わせた。
最後は「ボブ・マーリーの名曲を歌う」として、3人と観客が映画のタイトルにもなった「One Love / People Get Ready」を合唱。場内の一体感を高めて発声可能上映へとつなげた。
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※記事初出時、キャプションに一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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HAN-KUNがバイブス感じた「ボブ・マーリー」前夜祭を振り返る、“レゲエ界の仲間”もダンスを披露
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