68歳の郷ひろみ、パリ五輪の新競技「ブレイキン」に挑戦「必死ですよ」

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12月31日にNHK総合ほかで放送される「第74回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月29日に行われた。この記事では郷ひろみの囲み取材の模様を紹介する。

郷ひろみとは?

1955年10月18日生まれ、福岡県出身の歌手。1971年にジャニーズ事務所に所属し、フォーリーブスの弟分として注目を集める。1972年1月にはNHK大河ドラマ「新・平家物語」で俳優としてデビューし、同年8月にはシングル「男の子女の子」で歌手デビュー。西城秀樹、野口五郎とともに“新御三家”として人気を博した。その後も「よろしく哀愁」「林檎殺人事件」「How many いい顔」「お嫁サンバ」「2億4千万の瞳」などバラエティに富んだ楽曲でヒットを記録。1990年代には「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」「言えないよ」「逢いたくてしかたない」とアダルトなバラードを3作連続でリリースし、ボーカリストとして新たな魅力を発揮した。1997年9月には東京・日本武道館にてデビュー25周年公演を実施。1999年9月発売の「GOLDFINGER '99」は郷のキャラクターと独創的な振り付けが話題を呼び大ヒットした。2002年1月には芸能活動を休止し、レッスンのため2005年までアメリカ・ニューヨークに拠点を置く。55歳の誕生日を迎えた2010年10月には2度目の日本武道館公演「55!伝説」を開催。2014年5月に通算99枚目となるニューシングル「99(ナインティナイン)は終わらない」、2015年5月に100thシングル「100の願い」をリリースした。その後も新曲の発表やライブ活動を精力的に行っており、105枚目のシングル「ウォンチュー!!!」を近日発売予定。

郷ひろみ (c)NHK

郷ひろみ (c)NHK

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郷ひろみのリハーサルの様子。(c)NHK

郷ひろみのリハーサルの様子。(c)NHK[拡大]

36回目の紅白出場となる郷は、今年「2億4千万の瞳~ブレイキンSP~」と題して、来年のパリ五輪で採用される新競技「ブレイキン」にブレイクダンサーたちとともに挑戦する。リハーサルを終え、68歳の郷は「必死ですよ」と声を振り絞りつつ、「周りのブレイキンの方たちが楽しんでやっているのを見て、僕も楽しく踊らなきゃいけないなって。やることをやって、そのうえできちんと楽しむべきなんだろうなということを改めて学んだような気がします」と語った。

郷ひろみのリハーサルの様子。(c)NHK

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紅白の取材で毎年恒例の「今年1年を漢字1文字で振り返るなら?」という質問に、郷は「声」と回答。「コロナ禍が落ち着いてきて、コンサートができるようになって。みんなが応援してくれているんだなということを感じるようになった」と述べ、「皆さんも『ひろみー!』と思いっきり叫べるようになって。僕もパフォーマンスをしながら、この仕事に携わってきて本当によかったなと改めて思う1年でした」と顔をほころばせた。

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