自慢のギター6本駆使、大橋トリオ&THE CHARM PARKが贅沢に歌声届けたビルボードライブ

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大橋トリオTHE CHARM PARKのライブツアー「ohashiTrio & THE CHARM PARK LIVE TOUR 2023」が昨日12月22日に北海道のザ・ルーテルホールでファイナルを迎えた。

大橋トリオとTHE CHARM PARK。(撮影:勝永裕介)

大橋トリオとTHE CHARM PARK。(撮影:勝永裕介)

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12月頭にツアーをスタートさせ、ギターデュオ編成で全国5都市を巡ってきた大橋とCharm。本稿では12月10日に行われた東京・Billboard Live TOKYO公演の1stステージの模様をレポートする。

2人のライブに彩りを添えたエフェクターの数々。(撮影:勝永裕介)

2人のライブに彩りを添えたエフェクターの数々。(撮影:勝永裕介)[拡大]

観客が楽しむフードやドリンクによって、会場にはいい香りが漂う。大橋とCharmはゆっくりと階段を降り、客席通路を通ってステージへ。そしてアコースティックギターを構え、手始めにTHE CHARM PARKの楽曲「in heavenly peace」と、大橋トリオの楽曲「My Shooting Star」を連続で奏でた。今回、ギター演奏をさらに音楽的に広げるために“飛び道具”ことルーパーや小型のリズムパッドを持ち込んだ2人。どちらの楽曲でも優しいハーモニーにパーカッシブなリズムが重なり、心地よいグルーヴが生み出された。

大橋トリオ(撮影:勝永裕介)

大橋トリオ(撮影:勝永裕介)[拡大]

ステージには彼らが3本ずつ持ち寄った、計6本のギターがずらりと並ぶ。大橋はそれに対し「見る人によっては、やらしく感じるかも。自慢なので」と冗談を飛ばしつつ「いい音のギターをたくさん使いたいなって。それぞれ役割が違うので、そんなところも楽しんでいただければと思います」と語った。Charmは「贅沢ですよね。聴く側としても、とても気持ちいいです」とこの編成のライブを自身も楽しんでいる様子だ。次に演奏されたのは、Simon & Garfunkel「The Boxer」のカバー。「ライラライ……」と繰り返す終盤、2人はマイクから離れて観客の口ずさむそれに耳をそばだて、場内の一体感を楽しんだ。

THE CHARM PARK(撮影:勝永裕介)

THE CHARM PARK(撮影:勝永裕介)[拡大]

「師走ですね」と切り出し、会場付近のクリスマスムード一色の風景に思いを馳せた大橋。「“そういうムード”をまだ味わっていない人も、これで味わえます」と話した彼は、子供用だという鈴をシャンシャンと鳴らしてルーパーに取り込む。その音に乗せて大橋トリオのクリスマスソング「森ノクリスマス」が披露され、場内も季節感に染め上げられた。次のTHE CHARM PARKの楽曲「Dear Sunshine」では大橋がピアノを演奏。2人のプレイは徐々に熱を帯び、Charmがギターを激しく掻き鳴らしたり、ボディを叩いたりしながらルーパーを駆使して幾重にも音を重ねる情熱的なラストにつながると、客席から惜しみない拍手が送られた。

互いを称え合う大橋トリオ(左)とTHE CHARM PARK(右)。(撮影:勝永裕介)

互いを称え合う大橋トリオ(左)とTHE CHARM PARK(右)。(撮影:勝永裕介)[拡大]

その後も互いの楽曲やカバーを緩急ある演奏で届けた2人。ドラマ「きのう何食べた? season2」のオープニングテーマである、大橋トリオ「カラタチの夢」では観客が手拍子をしながら体を揺らす。「途中でダレるのでは」という大橋の予想が外れ、最後まで小気味よく響いたクラップ音に、彼は観客を称えるような笑顔を見せた。ここでライブの終わりが近いことを大橋が告げると、客席からは残念がる声が。Charmは自身と大橋がそれぞれ11月に新作をリリースしたことに触れ、たくさん聴いてほしいとアピールした。そして2人は最後にCharmの最新アルバム「THE CHARM PARK II」より「Slow Down」を披露。深々とお辞儀をしてステージをあとにした。

「ohashiTrio & THE CHARM PARK LIVE TOUR 2023 at Billboard Live TOKYO」の様子。(撮影:勝永裕介)

「ohashiTrio & THE CHARM PARK LIVE TOUR 2023 at Billboard Live TOKYO」の様子。(撮影:勝永裕介)[拡大]

アンコールでは2人がグッズのフーディを着て登場。大橋トリオ & THE CHARM PARK名義で1stアルバムをリリースすることを告知し、「このツアーで作ってきた雰囲気をCDに落とし込む予定」「ここにいる人は好きでしょうね」と観客の新作への期待を煽った。そしてThe Milk Carton Kids「I Still Want A Little More」のカバーが披露され、そのにぎやかさに触発されたかのように、ステージ裏のカーテンがゆっくり開いていく。最後に六本木の夜景をバックに演奏されたのは、大橋トリオの「Dearest Man」。大橋が「ジングルベル」の即興演奏をラストに添え、プレミアム感あふれるライブは終演した。

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セットリスト

「ohashiTrio & THE CHARM PARK LIVE TOUR 2023 at Billboard Live TOKYO」2023年12月10日 Billboard Live TOKYO

01. in heavenly peace
02. My Shooting Star
03. The Boxer(Simon & Garfunkelカバー)
04. 森ノクリスマス
05. Dear Sunshine
06. long way home
07. High and Dry(Radioheadカバー)
08. カラタチの夢
09. Slow Down
<アンコール>
10. I Still Want A Little More(The Milk Carton Kidsカバー)
11. Dearest Man

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読者の反応

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大橋トリオ Staff Official @Trio_staff

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#ohashiTrio & #THECHARMPARK
LIVE TOUR 2023

12.10 Billboard Live Tokyo
LIVE Report👇
https://t.co/kxqY2IzvZI

Photo by @yuusuke_DdL

#大橋トリオ

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