昨日8月7日に茨城・国営ひたち海浜公園で開催された「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011」にて、
「数人カンタビレ」は、楽屋エリアに設置された「特設カンタビレスタジオ」での作業からスタート。Ustream配信は正午過ぎから始まり、日曜昼にもかかわらず多くの視聴者が民生の奮闘ぶりを見つめた。
民生はまず、ドラムのレコーディングから開始し、次にベースの録音へ。昨年の「ひとりカンタビレ」でも使用したEpiphoneのベースを弾いていくが、どうも思うようにフレーズが出てこない様子。最終的に「ドラムがヘタだからダメなんだ(笑)」と再度ドラムの録音に戻るなど、多少苦戦しているようだった。
続いてエレキギターを弾いたが、こちらはさすがの一発OK。このあとに、ステージを終えたPUFFYの2人と汗だくの川西幸一(ユニコーン、BLACK BORDERS)が配信画面に登場する一幕もあった。
次はタンバリンのレコーディングを実施。GRASS STAGEの音カブリを考慮し、プレハブの中に移動して録音を行った。しかし5分強ある楽曲の最初から最後までタンバリンが鳴っている構成のため、レコーディングは熾烈なものに。民生はリズムこそキープしながらタンバリンを叩き続けたものの、どんどん右腕に負担がかかり、最後のほうはなんともいえない面白い顔になりながら四苦八苦の体でこなしていた。
なお、この新曲は、使っているコードがEとBmの2つだけだから、という理由で「EBm」(イービーエム)と命名。民生が「(バンドなどで)コピーしやすいようにね」と理由を語っていたのも印象的だった。
さらにアコースティックギターを録音していると、1人目のゲストとして
またその後、
Ustream配信は15時半過ぎに終了し、ここからは会場に集まった人だけが楽しめるLAKE STAGEでの録音へ。ステージ上には、ProToolsのインストールされたPCと作業机、ゲストの座るソファなどが準備され、リラックスしたムードが漂う。
何が始まるのか興味津々で待ち構えていたファンの前に登場した民生は、この日の“ライブ”の趣旨を説明すると、レコーディングの締めの作業として残されていたコーラス録りに早速とりかかった。そして最後に観客全員に「暑いのがフェス」というフレーズをコーラスとして歌ってもらい、足掛け4時間に及んだレコーディングはめでたく終了となった。
その後はレコーディングに参加したゲストの4人とPUFFYの大貫亜美をステージに呼び込み、オーディエンスを交えた試聴会へ。録れたてほやほやの楽曲を夕暮れの空に大音量で響かせ、その場に集まった全員で「EBm」の完成をお祝いした。
なお「EBm」は早くも本日8月8日にmora / mora winにて配信リリースされた。着うたは8月10日より各配信サイトにて販売が開始される。対応環境のある人は、ダウンロードして楽しんでみよう。
※2011年8月8日18:57追記:奥田民生オフィシャルサイトにて、昨日のレコーディングのダイジェスト映像の視聴と、完成した「EBm」の試聴がスタートしました。
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