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Chara、震災後の気持ちをつづった新曲をチャリティ配信

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Charaの新曲「伝言」が本日8月3日よりiTunes Storeやレコチョクなど主要配信サイトにてリリースされた。

この曲は、東日本大震災を受けてCharaが感じた「音楽は無力ではない」「言葉でうまく表現できない何かを伝えたい」という思いを曲にしたもの。彼女は地震発生後の3月に自宅でギターを抱きしめながらこの曲を作った。

なお、この曲の配信における収益金はすべて東日本大震災の義援金として寄付される。

Charaコメント

本当に人を幸せにするものってなんでしょう
この曲を作った時、3月の何時だったかは忘れちゃったけど
私のこころの中では今までに出会った事のない
わからない事に対して何て言葉でいうのだろう
そんな私は、ギターを包み込む様に抱きしめていたら
なにげなく出来たメロディーです。何かしたいけど伝えたいけど
その気持ちはこの20年間私が誰かに何かを伝えたい時に
曲を捧げるその方法と一緒でした。
自分の無力さで胸の奥の方が苦しい
音楽は無力ではないと私は信じているのですが
その時も私を希望へと導いてくれました。
丁度その頃、行ってみたいと思っていたスペインのサグラダ・ファミリアの
彫刻家、外尾悦郎氏の「ガウディの伝言」という本を読んでいて
言葉について同感する考えを伝えてくれていて
特にP149からです。
…日本語では言葉を「言う(いう)言葉」「言(こと)の葉」と書きます。…
とあります。これだけでも想像が膨らみました。
Dark Candyというアルバム制作中に男性が私という造形を作って来たんだわって
心の中で胸の真ん中がぽっかりと空白な女の私。の彫刻が思い浮かんでいたので
その後で外尾さんに非常に惹かれたわけです。
空いた穴はどうやって埋めるのかな決して簡単に埋まらない事がわかりました。
空いた穴を持っている同じ女の子達の気持ちは似ているのかな
伝えたい事があるから歌うんだ私の中の片思いに似た気持ちが恋の歌になったのかも。
誰でもかどうかは不確かだけど多くの人は、不安な時悲しい時うれしい時も
大切な人の存在に気づかされませんか?
伝えたい気持ちがメロディーになって言葉で伝えたいものが詩になって
楽器が私達、ミュージシャンに力をかしてくれてわからなかったものが
わかるような気がするそんな景色を心に映す事が出来たらと想いを込めて
自宅で制作しました。
愛する人の子供を安心して産む事が出来る世界に
自分の事だけじゃなくて、思いやりや良心が育ちます様に
私の葉っぱで沢山の実がなるように泣きたい時は泣ける子が増えます様に
言葉にする勇気が育ちます様に
色んな想いを無視しない私でいたい
私の片方は何処にいるんだろう歌いながら今も探しています。

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