「ボイプラ」発・ZEROBASEONEがデビュー、美しく揺れ動く青春描き“第5世代”の幕開け告げる

11

7059

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 905 6141
  • 13 シェア

ZEROBASEONEが7月10日に1stミニアルバム「YOUTH IN THE SHADE」をリリースした。これを記念して、同日に韓国・ソウル YES24 ライブホールにてメディアショーケース「ZEROBASEONE DEBUT SHOWCASE 'YOUTH IN THE SHADE'」が行われた。

思い思いにハートを作るZEROBASEONE。 (c)WAKEONE

思い思いにハートを作るZEROBASEONE。 (c)WAKEONE

大きなサイズで見る(全47件)

ZEROBASEONEは、今年2月から4月にかけて放送されたCJ ENMによるサバイバルオーディション番組「BOYS PLANET」発のグローバルボーイズグループ。世界184カ国から集まった939万8916票によるグローバル投票によって選ばれた、SUNG HAN BIN(ソン・ハンビン)、KIM JI WOONG(キム・ジウン)、ZHANG HAO(チャン・ハオ)、SEOK MATTHEW(ソク・メテュー)、KIM TAE RAE(キム・テレ)、RICKY(リッキー)、KIM GYU VIN(キム・ギュビン)、PARK GUN WOOK(パク・ゴヌク)、HAN YU JIN(ハン・ユジン)の9名で構成される。

「New Kidz on the Block」パフォーマンス中の様子。(c)WAKEONE

「New Kidz on the Block」パフォーマンス中の様子。(c)WAKEONE[拡大]

「In Bloom」パフォーマンス中の様子。(c)WAKEONE

「In Bloom」パフォーマンス中の様子。(c)WAKEONE[拡大]

「本日デビューの“K-POP第5世代”グループ、ZEROBASEONEです」という紹介とともに、9人は報道陣の前へ。リッキーが「ずっと見てきた夢が叶ってすごく幸せです」、キム・ジウンが「デビュー準備中の一瞬一瞬が大切でした。まだ小さく咲いた花ですが、もっと大きな花になれるようにがんばります」と述べるなど、メンバー1人ひとりがデビュー日を迎えた感慨や今後の活動への意気込みを語る。その後は報道陣向けのフォトセッションを経て、1stミニアルバムのリード曲「In Bloom」と収録曲「New Kidz on the Block」のパフォーマンスを初披露した。

お茶目なリッキー。(c)WAKEONE

お茶目なリッキー。(c)WAKEONE[拡大]

バリエーション豊富なポージングで司会を驚かせたキム・ジウン。(c)WAKEONE

バリエーション豊富なポージングで司会を驚かせたキム・ジウン。(c)WAKEONE[拡大]

両手を振るパク・ゴヌク。(c)WAKEONE

両手を振るパク・ゴヌク。(c)WAKEONE[拡大]

デビュー作となる「YOUTH IN THE SHADE」は青春の美しさとその裏にある不安定さを描いた作品で、リード曲「In Bloom」、そして「BOYS PLANET」にて最終順位1位を獲得したチャン・ハオによるソロ曲「Always」を含む全6曲が収録される。“花”がモチーフとなっている活動曲「In Bloom」について、パク・ゴヌクは「『Take On Me』のメインリフがオマージュされた楽曲」とa-haの楽曲に言及。またキム・ジウンは「揺れることなく咲いた花が存在しないように、まだぎこちなく完璧ではないのですが……全力で”君”に向かって走る、という意志を表現した曲です」とロマンチックな表現でコンセプトを解説してみせた。

大きなハートを作るハン・ユジン。(c)WAKEONE

大きなハートを作るハン・ユジン。(c)WAKEONE[拡大]

手を振るチャン・ハオ。(c)WAKEONE

手を振るチャン・ハオ。(c)WAKEONE[拡大]

笑顔のキム・テレ。(c)WAKEONE

笑顔のキム・テレ。(c)WAKEONE[拡大]

グループの結成日である「BOYS PLANET」の最終話の放送日は4月20日で、そこからデビュー日を迎えるまでの期間はおよそ3カ月弱。会見ではデビュー日までの準備期間についても話題がおよんだ。最年少のハン・ユジンが「リアリティ番組『CAMP ZEROBASEONE』の撮影をしてメンバーとのチームワークを高めて……」と口火を切ると、隣の席のチャン・ハオがすかさずハン・ユジンの首元の汗をタオルで優しく拭う。ハン・ユジンはそんなチャン・ハオに視線を送って表情を緩ませたのち、「5月には『KCON JAPAN 2023』でZEROSE(ZEROBASEONEの公式ファンクラブ名)の皆さんにお会いしました。これらが積み重なって、『早くデビューして僕たちの音楽とパフォーマンスをお見せしたい』という気持ちが強くなりました」と自身の胸の内を語った。なおその後も、キム・テレが「『KCON JAPAN 2023』で初めてファンの皆さんにお会いしてすごく感激しました」と振り返るなど、会見でメンバーは5月14日に日本で開催された「KCON JAPAN 2023」について複数回言及した。

笑顔を絶やさないソク・メテュー。(c)WAKEONE

笑顔を絶やさないソク・メテュー。(c)WAKEONE[拡大]

デビュー後の目標について尋ねられると、リッキーは「『今年の新人と言えばZEROBASEONEだ』と言われたいです。あと新人賞ですね! 人生でたった一度しかないチャンスなので、そんな光栄な瞬間をZEROBASEONEのメンバー、そしてZEROSEの皆さんと一緒に迎えたいです」と微笑む。また本作のセンターを務めたチャン・ハオは「ZEROBASEONEならではのスタイルを作り続けて、1つのブランド、ひいては新しいジャンルになれるようにがんばります。K-POPの新しい歴史を刻んでいきたいです」と力強く述べた。

メンバー随一のスタイルを誇るキム・ギュビン。(c)WAKEONE

メンバー随一のスタイルを誇るキム・ギュビン。(c)WAKEONE[拡大]

なおZEROBASEONEのデビュー日である7月10日、“第3世代”を代表するEXOが7thアルバム「EXIST」をリリースする。大スターと同じカムバック日であることについて記者から心境を問われると、キム・ギュビンは「練習生のときからEXO先輩の音楽を聴いて、パフォーマンスを見てカッコいいと憧れていました。同じ音楽番組などでお会いできたらうれしいです。EXO先輩たちにも『カッコいい後輩がいるな』と思っていただけるようにがんばります」と少し緊張した面持ちでコメント。「EXOと実際に対面したらどうする?」という質問が追加で投げかけられると、彼は「サインをもらいたいです」とお茶目に回答して場を和ませた。

リーダーのソン・ハンビン。(c)WAKEONE

リーダーのソン・ハンビン。(c)WAKEONE[拡大]

会見の終盤、改めてリーダーのソン・ハンビンは今後の活動に向けた意気込みを述べる。グループとしての目標について聞かれると、「健康な姿で活動することです」と言って手のひらをぎゅっと握り、小さくガッツポーズ。そして「メディアの皆さま、健康第一ですのでお気をつけください」と報道陣にさわやかな笑顔を向けて質疑応答を終えた。

「In Bloom」パフォーマンス中の様子。(c)WAKEONE

「In Bloom」パフォーマンス中の様子。(c)WAKEONE[拡大]

手を振るZEROBASEONE。 (c)WAKEONE

手を振るZEROBASEONE。 (c)WAKEONE[拡大]

最後にソン・ハンビンは「僕たち9人はみんな、夢に向かってこの瞬間だけを見てきました。夢が現実になるこの瞬間、そしてすべての瞬間を輝かせてくださった皆さんへの気持ちを忘れずに、これからもがんばっていきたいと思います。僕たちのステージをご覧いただいたメディアの皆さん、そしてもうすぐステージをご覧いただく皆さんの期待に応えられるよう、初心を忘れずにがんばります。たくさんの応援をよろしくお願いたします!」と挨拶し、会見を締めくくった。

この記事の画像・動画(全47件)

読者の反応

Official Fan Club ZB1 Kim Ji Woong @official_zb1kjw

@natalie_mu Jiwoong 💜🦋 https://t.co/GjyfeeMtKb

コメントを読む(11件)

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 ZEROBASEONE の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。