CJ ENMによるオーディション番組「BOYS PLANET」の最終話が昨日4月20日にABEMAで生配信され、9人のデビューメンバーが決定した。
「BOYS PLANET」は、
4月13日放送の11話では第3回生存者発表式が放送され、スタークリエイター(視聴者)による投票によって18名のファイナリストが決定。韓国人練習生で構成されるKグループから12名、韓国以外の国の練習生で構成されるGグループから6名がファイナルステージに進出した。なおデビュー圏内である上位9名には、Kグループからはソン・ハンビン、キム・ジウン、キム・テレ、ハン・ユジン、キム・ギュビン、Gグループからは中国出身のジャン・ハオとリッキー、日本出身のケイタ、カナダ出身のソク・マシューが名を連ねた。
本日放送の最終話では、ファイナリストの18名が2チームに分かれてオリジナル曲「Jelly Pop」「Hot Summer」をパフォーマンス。それぞれの楽曲で誰がキリングパートを担当するのかは、11話の放送後にYouTubeにてアップロードされた各練習生のキリングパート評価映像の“いいね”数と再生回数によって決定し、「Jelly Pop」ではジャン・ハオ、「Hot Summer」ではソン・ハンビンがキリングパートを勝ち取った。そしてデビューメンバーの発表前には、ファイナルステージの司会であるファン・ミニョンによるデビューグループの活動名のアナウンスが。グループ名は「9人の練習生がデビュー後に1つの完成した旅に出る」ことを意味する「ZB1(ZERO BASE ONE)」に決定した。
番組のラストには、世界184カ国から集まった939万8916票によるグローバル投票によって選ばれた9名のデビューメンバーが発表された。ZB1のメンバーに選出されたのは、ジャン・ハオ、ソン・ハンビン、ソク・マシュー、リッキー、パク・ゴヌク、キム・テレ、キム・ギュビン、キム・ジウン、ハン・ユジンの9名。
9位を獲得したのはハン・ユジン。2007年生まれの彼は、ZB1の“マンネ”となる。常にデビュー圏内の順位をキープしていたユジンだが、放送では一向に名前が呼ばれずスタークリエイターをざわつかせるも、最後に残された9位の椅子に座った。順位発表中は終始不安そうな表情を浮かべていた彼は、挨拶の際に「僕は誇らしい息子になれましたか?」と家族に視線を送っていた。
一方、最初にデビューメンバーとして発表された8位のキム・ジウンは、穏やかな表情でデビューを喜んだのち「……僕たちのグループ名、なんでしたっけ?」とファン・ミニョンに確認をする、お茶目な姿を見せる。その後は「僕がZERO BASE ONE、1人目のキム・ジウンです。どうぞよろしくお願いします!」と晴れやかに挨拶し、喜びをあらわにした。
7位のキム・ギュビンは名前を呼ばれるやいなや号泣。嗚咽を漏らしながら、「オリーとブライアン、一緒に練習している間本当に楽しかった。行ってくるね。ちょっとだけ待ってて」と、ともに「BOYS PLANET」に参加した練習生の名前を挙げる一幕も。
6位を獲得したキム・テレは「本当に想像もできませんでした。あまりにも驚いて、ちょっと落ち着けないんですけど……」と驚きと喜びが入り混じった表情で口火を切り、挨拶の最後に家族に向けて「心配をかけてた息子のテレがデビューしますよ」と笑顔を弾けさせた。
5位はパク・ゴヌク。デビュー圏外の12位から順位を上げ5位にランクインし、会場をざわつかせる。本人も驚きを隠せない様子で、「正直僕、今すごく泣きたいんですけど、緊張しすぎて、今これが信じられなくて涙が出ないんです」と大きな手を震わせながらはにかんでみせる。「僕、無愛想でごめんね。家族のみんな、いつもぶつぶつ言っててごめんね。愛してます!」と天真爛漫な笑顔で家族にラブコールを送った。
4位を獲得したのは中国出身の練習生・リッキー。「中学時代、僕は夢に向かって1人で韓国に来ました。今日という日を迎えられて本当に夢のようです」と韓国語で挨拶したのち「Rolemodel」と記された自身の首元のタトゥーを手で示す。そして彼は「僕は誰かのロールモデルになりたいと思っています」と、夢への一歩を踏み出せたことへの喜びを語った。
3位のソク・マシューは「信じられない」と言わんばかりに目を丸くする。「最近僕は自信を無くしていました。でも宿舎にいるお兄さんたちが支えてくれて『うまくいくよ!』ってずっと言ってくれました。信じられなかったんですけど、今ここに立てて本当に感謝しています」と言葉を紡ぎ、最後には「ついにここに来たから。僕、もっと愛らしくて、かっこいい息子になるね」と会場にいる家族に呼びかけた。
これまでの順位発表式で1位を獲得し続けていたソン・ハンビンは2位でフィニッシュ。「誰かを応援する気持ちは決して簡単なことではないと思っています。遅くに挑戦したアイドルという夢は本当に孤独で不安な道でしたが、『BOYS PLANET』でその寂しかった道があたたかい春の道に変わりました」と微笑んだ彼は、最後に「僕はここにすべてをかけてきました。初心を忘れないソン・ハンビンとして一生懸命活躍したいと思います。ありがとうございました!」と誇らしげな表情で壇上へ上がった。
1位を獲得したのは中国出身のジャン・ハオ。名前を呼ばれた彼は、開口一番に「これは夢ですか?」と言ってその場に泣き崩れてしまう。「これまで僕たちがどれだけ努力して、時間をかけてここまで来れたのか一生忘れないと思います」と「BOYS PLANET」での日々を振り返り、「ZB1のジャン・ハオとしてもっと輝いて、皆さんに幸せを届けたいと思います。練習生のジャン・ハオとしての初心を忘れず、永遠に感謝の気持ちを失わず、謙虚に努力していきます」と力強く宣誓。英語では「I'll be the shining star」、日本語では「ステージのうえでもっと輝く存在になります」と挨拶するなど、韓国語、英語、中国語、日本語の4カ国語でデビューの喜びを語った。
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「BOYS PLANET」最終順位
1位:ジャン・ハオ(Gグループ / 199万8154票)
2位:ソン・ハンビン(Kグループ / 188万8414票)
3位:ソク・マシュー(Gグループ / 170万2174票)
4位:リッキー(Gグループ / 157万2089票)
5位:パク・ゴヌク(Kグループ / 138万6039票)
6位:キム・テレ(Kグループ / 134万9595票)
7位:キム・ギュビン(Kグループ / 134万6105票)
8位:キム・ジウン(Kグループ / 133万8984票)
9位:ハン・ユジン(Kグループ / 119万6622票)
10位:ジェイ(Gグループ)
11位:パク・ハンビン(Kグループ)
12位:ケイタ(Gグループ)
13位:イ・フェテク(Kグループ)
14位:クム・ジュンヒョン(Kグループ)
15位:イ・ジョンヒョン(Kグループ)
16位:ユ・スンオン(Kグループ)
17位:ナ・カムデン(Gグループ)
18位:ユン・ジョンウ(Kグループ)
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