AMEFURASSHI、満員御礼「梅雨祭2023」でRAM RIDERとコラボ!12月にステラボール公演決定

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AMEFURASSHIのワンマンライブ「梅雨祭2023」が昨日7月9日に東京・新宿ReNYで開催された。

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)

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5月発売のミニアルバム「Coffee」のリリース記念イベントで撮影された愛来のダンス動画がTikTok上で400万回近く再生されるなど、結成5年目にして注目度を加速度的に高めているAMEFURASSHI。「梅雨祭」は梅雨明け直前の時期に行われるライブで、今回は開催の約1カ月前にチケットが見事ソールドアウトした。4人は「Endless Rain」「Summer Night Party」という異なるテーマに沿って昼夜2部にわたってパフォーマンスを披露。事前に出演がアナウンスされていたRAM RIDERをゲストに迎えつつ、満員の会場を大いに沸かせた。

第1部「Endless Rain」

RAM RIDERによるDJパフォーマンスとミラーボールの光で彩られた東京・新宿ReNYのフロア。(撮影:笹森健一)

RAM RIDERによるDJパフォーマンスとミラーボールの光で彩られた東京・新宿ReNYのフロア。(撮影:笹森健一)[拡大]

開演時刻になると、場内のBGMが次第に大きくなり、それとともにフロアが高揚感で包まれていく。そしてゲストのRAM RIDERがさっそくステージ上のDJセットに登場。RAM RIDERによる煽りやフロア頭上で回転するミラーボールの光によって会場の温度がふつふつと沸き立っていく中、この日のために用意されたポップかつスタイリッシュな新衣装を着用したAMEFURASSHIも観客の前に姿を現した。4人が「Fly Out」でライブをスタートさせ、大量のスモークに包まれながら歌とダンスを届けると、その迫力にフロアは一気に大盛り上がり。RAM RIDERの巧みなプレイにより、ライブは「Rain Makers!!」「DROP DROP」へとシームレスにつながっていった。「Rain Makers!!」ではメンバーもファンもペンライトを高く掲げ、「DROP DROP」では終盤のサビでシンガロングが発生。”激しい雨”をテーマしたこの冒頭のブロックで、AMEFURASSHIはRAM RIDERとのコラボレーションを通して会場をダンスフロアへと変えてみせた。

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)

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MCに移るとメンバーは「一番に言いたいことと言えば……本当にソールドアウトありがとうございます!」「ちょっと前まではこのキャパも埋められなかった私たちなんですけど、こんなにも満パンの景色を見ることができて本当にうれしいです」と感謝の気持ちを伝え、祝福の拍手を浴びる。次のブロックでは「雑踏の中で」「Blue」などのしっとりとした楽曲を通して梅雨の時期のセンチメンタルな感情が表現され、ミニアルバム「Coffee」のリード曲「Blow Your Mind」もしなやかにパフォーマンスされた。ライブ序盤とは異なる大人びた空気が会場に充満するも、1分41秒という短い尺のダンスナンバー「MOI」がスタートするとフロアは再びヒートアップ。AMEFURASSHIは「もういいよー(笑)」と話しつつ、この曲を3回連続で披露して観客のテンションを右肩上がりに引き上げた。

法被姿で光るうちわを持ってパフォーマンスするAMEFURASSHI。(撮影:笹森健一)

法被姿で光るうちわを持ってパフォーマンスするAMEFURASSHI。(撮影:笹森健一)[拡大]

これをきっかけに、4人は梅雨明けと夏の到来を告げるようなハイテンションのパフォーマンスを展開。「轟音」では法被を羽織り、観客とともに勢いよくタオルを振り回してお祭り騒ぎを繰り広げる。新曲「ALIVE」では、メンバーもファンもチケットの特典やグッズとして販売された光るうちわを手に持ち、アッパーなビートに乗せて会場を青い光で染め上げた。「ALIVE」の途中には再びRAM RIDERが登場し、曲が終わるとAMEFURASSHIは一旦退場。RAM RIDERによるDJタイムが始まり、メンバーがステージ上に不在の間もフロアの盛り上がりが続く。ライブ終盤には「Drama」や「Magic of love」でRAM RIDERとのコラボが再び実現し、さまざまな早口言葉を詰め込んだ「Tongue Twister」でライブのボルテージがもう一段階上昇した。

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)

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第1部のアンコールで披露されたのは「MICHI」「DISCO-TRAIN」といったダンスナンバー。「MICHI」では観客に光るうちわで自分たちのことを一斉に扇がせる場面もあり、クールな一面もコミカルな一面も併せ持つAMEFURASSHIの魅力を象徴するパフォーマンスとなった。そして「梅雨際2023」夜公演がU-NEXTで独占ライブ配信されること、新曲「ALIVE」が70日に配信リリースされることを発表したのち、4人は「グラデーション」を歌って第1部「Endless Rain」を締めくくった。

第2部「Summer Night Party」

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

AMEFURASSHIは第2部もRAM RIDERを迎えてのパフォーマンスでライブの幕を開け、「ARTIFICIAL GIRL」「Sneaker's Delight」といった疾走感あふれるナンバーでスタートダッシュを切る。「DISCO-TRAIN」「MICHI」では第1部に引き続き光るうちわを持ってパフォーマンス。RAM RIDERとのコラボによっていつも以上にダンサブルになった楽曲の数々を、観客は前のめりになって満喫し、躍動感あふれるパフォーマンスに歓声を重ねていく。この序盤のブロックを通して“パーティの始まり”が華やかに描かれた。

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

スモークが噴き上がる中、マネーガンを発射するAMEFURASSHI。(撮影:笹森健一)

スモークが噴き上がる中、マネーガンを発射するAMEFURASSHI。(撮影:笹森健一)[拡大]

満員のフロアを見渡し、改めてファンへの感謝の思いを言葉にした4人は、続いて「SENSITIVE」や「Blow Your Mind」でアダルトなムードを演出。3B junior時代のサマーソング「夏花火センチメンタル」をひさびさに披露したあとには、鈴木萌花を大きくフィーチャーしたAMEFURASSHI流のサマーチルソング「One More Time」へとつなげ、新旧の夏曲で自分たちの成長を示した。その後、ライブはRAM RIDERを交えての”ナイトパーティ”へと突入。「Love is love」「Tongue Twister」「ALIVE」などが曲間の隙間なくノンストップで畳みかけられていく。「メタモルフォーズ」ではスモークが勢いよく噴き上がる中、メンバーが“マネーガン”を手に歌唱し、おもちゃの紙幣をステージ上から撒き散らすという遊び心たっぷりのパフォーマンスが展開された。

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)

AMEFURASSHI「梅雨祭2023」の様子。(撮影:笹森健一)[拡大]

第2部のアンコールは「Fly Out」「DROP DROP」というパワフルなナンバーでスタート。MCでは12月22日に東京・ステラボールでワンマンライブが行われることが発表され、盛大な拍手と歓声がこだました。ステラボールは市川優月、小島はな、鈴木萌花の3人が2013年にスターダストプロモーションのオーディションを受けた思い出の場所。会場のファンにワンマンライブに必ず来るようにしっかりと圧をかけた4人は、ここで1人ずつ「梅雨祭2023」の感想を述べていく。愛来は先輩であるももいろクローバーZの高城れにに言われた「上だけじゃなく、前を見てがんばって」という言葉がずっと胸に残っていると話し、「先輩の大きなステージに一緒に立たせていただいてきたからこそ、もっと上に行きたいという気持ちがどんどん膨れ上がって、上しか見れてない状況が続いちゃったんですよね」と告白。そんな中で目の前の目標を1つずつクリアしていく大切さに気付いたという彼女は、「目に見える喜びがたくさんあって、うれしいし幸せだなと感じています」と笑顔を見せた。

「Staring at You」を披露するAMEFURASSHIとRAM RIDER。(撮影:笹森健一)

「Staring at You」を披露するAMEFURASSHIとRAM RIDER。(撮影:笹森健一)[拡大]

アンコールのラストにはRAM RIDERが改めてステージへ。再び共演することを固く誓ったAMEFURASSHIとRAM RIDERはライブの締めくくりに「Staring at You」を届け、観客と一緒に手を前に掲げて“星”を描いた。これで「梅雨祭2023」は終幕かと思いきや、メンバーがステージをあとにしてもフロアからの「アンコール」の声が止まず、AMEFURASSHIがもう一度観客の前に姿を見せた。4人が最後の最後に披露したのは新曲「ALIVE」。一体感と熱気があふれる中で「梅雨祭2023」の幕が閉じた。

AMEFURASSHIのオフィシャルファンクラブでは7月17日23:59までステラボール公演のチケットの先行予約を受付中。

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AMEFURASSHI「梅雨祭2023」2023年7月9日 新宿ReNY セットリスト

第1部「Endless Rain」

01. Fly Out
02. Rain Makers!!
03. DROP DROP
04. 雑踏の中で
05. Lucky Number
06. Blue
07. Blow Your Mind
08. One More Time
09. UNDER THE RAIN
10. MOI
11. 轟音
12. ALIVE
13. Drama
14. Magic of love
15. Love is love
16. Tongue Twister
<アンコール>
17. MICHI
18. DISCO-TRAIN
19. グラデーション

第2部「Summer Night Party」

01. ARTIFICIAL GIRL
02. Sneaker's Delight
03. DISCO-TRAIN
04. MICHI
05. Batabata Morning
06. SENSITIVE
07. Magic of love
08. Blow Your Mind
09. 夏花火センチメンタル
10. One More Time
11. グラデーション
12. Love is love
13. Drama
14. Tongue Twister
15. メタモルフォーズ
16. ALIVE
<アンコール>
17. Fly Out
18. DROP DROP
19. Staring at You
<ダブルアンコール>
20. ALIVE

AMEFURASSHI 5th Anniversary live

2023年12月22日(金)東京都 ステラボール

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読者の反応

小島はな(AMEFURASSHI) @amefura_hana

いつも素敵な記事をありがとうございます😭
余韻に浸れる〜! https://t.co/1sxM40NK2C

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