音楽ナタリー - 最新音楽ニュース

特撮6年ぶりツアーは“ソリッドでシンプル”なステージ展開

94

6月29日にニューアルバム「5年後の世界」を発表した特撮が、7月9日にShibuya O-EASTにてワンマンライブを行った。

このライブは、東名阪3都市4会場で実施されるアルバム発売記念ツアーの第2戦として実施されたもの。およそ6年ぶりのツアーとあって、会場内は開演前から異様な熱気に包まれていた。今回のツアーは大槻ケンヂ(Vo)、NARASAKI(G)、三柴理(Piano, Key)、ARIMATSU(Dr)にサポートメンバーの高橋竜(B)を加えた5人編成。Shibuya O-EAST公演は、ニューアルバムのタイトルトラックとなった新曲「5年後の世界」で幕を開けた。

冒頭で「ソリッドでシンプルな特撮、パッパパッパと曲行くぜ!」と観客を煽ったオーケンだったが、3曲を続けて披露したあとの最初のMCでは「特撮では『先日こんな話があって……』なんて話はしねえよ。ありまっちゃん(ARIMATSU)やナッキー(NARASAKI)の抗議が来るからよ。スカスカ行くぜ! ……えー先日ですね」と結局与太話を始めてしまう。「僕の話がちょっと長いなーと思ったら、いいタイミングで曲に入ってもらえれば。面白かったらオチまで聴いていただいて」という前置きで始まったとある結婚式でのエピソードは、オチにたどり着く直前にNARASAKIが奏でるギターの轟音でかき消された。

“ソリッドでシンプル”なステージは、特撮マスコットキャラクター「ボースカ」のぬいぐるみを使った腹話術などで時折脱線を繰り返しつつも、「5年後の世界」からの楽曲を中心とした密度の濃い内容に。中盤に披露されたアルバムのクライマックスナンバー「ルーズ ザ ウェイ」では「人生の中で何番目かぐらいに入り込んだわ」というオーケンの熱唱が観客の心を打ち、最後は1stアルバム「爆誕」収録曲「テレパシー」で締めくくられた。

「特撮! 特撮!」という観客の一糸乱れぬアンコールを受け再びステージに上がった特撮は、そこからさらに5曲を熱演。オーケンはバンドを代表し「とってもいい復活ライブになったよ。ありがとう。特撮を中心に、メンバー各自の音楽を確認してくれたら、我々はとてもうれしいです」と感謝の思いを伝えた。

ツアーはこのあと、明日7月12日に大阪・心斎橋CLUB QUATTRO、翌13日に名古屋CLUB QUATTROで開催される。今後のライブについては現在のところ予定されていないので、気になる人はぜひ足を運んでおこう。

特撮復活!「5年後の世界」発売記念6年ぶりツアー

2011年7月2日(土)東京都 新宿LOFT(公演終了)
2011年7月9日(土)東京都 Shibuya O-EAST(公演終了)

7月12日(火)大阪府 心斎橋CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
料金:5800円(ドリンク代別)

7月13日(水)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
料金:5800円(ドリンク代別)

音楽ナタリーをフォロー