茅原実里が歌手活動を再開「『歌』というものは切っても切り離すことができません」

2023年5月19日 13:57 348 8 音楽ナタリー編集部

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2021年12月より歌手としての活動を休止していた茅原実里が、歌手活動を再開する。

茅原実里とは？

2004年4月にテレビアニメ「天上天下」棗亜夜役で声優としての活動を始め、同年12月にはアルバム「HEROINE」で歌手デビュー。2006年4月より放送されたテレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希役で一躍注目を浴び、平野綾、後藤邑子と共に歌った同アニメのエンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」は大ヒットによりゴールドディスクに認定された。2007年1月にLantisより発売されたシングル「純白サンクチュアリィ」を契機に、本人名義による音楽活動を再開。以降、アニメソングを中心とした楽曲を数多く発表し、声優アーティストとして高い評価を集める。2010年5月には初の日本武道館ワンマンライブを大成功に収め、2011年3月には「第5回声優アワード」歌唱賞を受賞した。2014年9月にはデビュー10周年を記念したベストアルバム「SANCTUARY～Minori Chihara Best Album～」を発表。同年11月に2度目の日本武道館公演を行った。2019年に歌手デビュー15周年を迎え、アニバーサリープロジェクトの一環として自身の誕生日である11月18日に東京・Zepp Tokyoでワンマンライブ「15th Anniversary Minori Chihara Birthday Live ～Everybody Jump!!～」を開催。2020年2月にシングル曲とキャラクターソングを収録した15周年記念ベストアルバム「SANCTUARYⅡ～Minori Chihara Best Album～」をリリースした。5月には東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで東京21世紀管弦楽団と共にオーケストラコンサートを開催予定。さらに8月に毎年恒例で12回目となる山梨・河口湖ステラシアターでのライブ「SUMMER CHAMPION 2020」を行う。

茅原実里

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コロナ禍で40歳という人生の節目を迎えた茅原は、自分自身と向き合う時間の中で、「表現者としての道だけが私のすべてではないのかもしれない」と考え歌手活動の休止を決断。2021年12月に神奈川・神奈川県民ホールで活動休止前最後のライブを開催した。

活動再開に際して茅原はファンに向けてメッセージを公開。「一度はステージから離れた身ではありますが、茅原実里の歴史において『歌』というものは切っても切り離すことができません」とつづり、2024年にデビュー20周年を迎えることや、アニメ作品のイベントの存在が歌手活動の再開を決めるきっかけになったと明かしている。なお、茅原は今後の音楽活動について、「継続的に楽曲の発表やコンサートを行なっていくスタンスではなく、あくまでスポットで活動していく」と説明している。

歌手として新たなスタートを切った茅原は、8月4日に山梨・県営河口湖平浜駐車場で行われる富士河口湖町の町制施行20周年を祝う入場無料イベント「富士河口湖町制20周年記念花火大会茅原実里 LIVE 2023 "We are stars!"」に出演。イベントは茅原が2009年から13年連続で山梨・河口湖ステラシアターで単独ライブを開催し、山梨県の魅力を広めるやまなし大使を務めていることから企画されたという。当日は打ち上げ花火とのコラボレーションが繰り広げられる予定で、彼女がホームとも言える河口湖でどんな歌声を響かせてくれるのか、ファンは楽しみにしておこう。

茅原は2004年4月にテレビアニメ「天上天下」棗亜夜役で声優としての活動を始め、同年12月にアルバム「HEROINE」で歌手デビュー。2006年4月より放送されたテレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希役で一躍注目を浴びた。2021年12月に歌手活動を休止したあとも声優としてさまざまなアニメ作品に出演している。