THE SUPER FRUIT、1年半の集大成を7曲で見せる「もっともっと大きい存在になります」

THE SUPER FRUITが4月27日に東京都内のライブハウスでワンマンライブ「THE SUPER FRUIT - Reception Live -」を開催した。

「Reception Live」と銘打たれた本公演は、グループのファンクラブ会員と招待された業界関係者に向けて開催されたもの。会場には約300人のファンクラブ会員と200人近くの関係者が集まり、スパフルのライブを堪能した。

7色に輝くステージに颯爽と現れたスパフルの7人は「Reception Liveにようこそ！」と呼びかけ、「Seven Fruits」でライブをスタートさせた。「Seven Fruits」はスパフルがプレデビューシングルとしてリリースした楽曲。7人は息ピッタリのパフォーマンスで、この“自己紹介的”なナンバーでオーディエンスを歓迎した。「Seven Fruits」のアウトロからシームレスに「学園天国」につなぎ、スパフルはオーディエンスにクラップを要求しながら会場内の一体感を高めていった。

MCで一人ひとりが趣味嗜好を交えながらしっかりと自己紹介をしたあとには、4月23日に山梨・富士急ハイランド内のセントラルパークにてライブをしたときの話題に。彼らはライブの日の自由時間で戦慄迷宮を回った阿部隼大、堀内結流、田倉暉久とFUJIYAMAに乗った小田惟真、松本勇輝、鈴木志音の2グループに別れてトークを展開した。学業のため富士急ハイランドのライブを欠席した星野晴海は「もし参加していたら」という仮定のもと、FUJIYAMAグループに加わり、お互いのアトラクションでの体験談などをトーク。「絶叫系のアトラクションが苦手」「お化けが苦手」などメンバーのNGは多岐にわたるものの、「次回スパフルで富士急ハイランドを訪れた際は7人全員でどちらのアトラクションも回る」という約束が取り付けられたところでライブは再開されることに。7人がステージ中央で桜の木を表現するフォーメーションを組むと最新シングル「サクラフレフレ」の演奏が始まる。小田と田倉に加え、ピーチカラーの松本がボーカルを取るこの楽曲は、出会いと別れの季節である春にちなんだ応援ソング。7人は煌びやかなサウンドに合わせ、会場に集まったオーディエンスに精一杯のエールを送った。

スパフルのカッコいい一面にフィーチャーした「馬鹿ばっか」、大人びたJAZZ調のサウンドで会場を揺らした「Someday」を経て、ライブは終盤へ。「それでは聴いてください『チグハグ』」というお馴染みの曲紹介から披露されたのは、彼らの代表曲として昨年スマッシュヒットを記録した「チグハグ」。彼らは約1年半の活動を集約させたセットリストでオーディエンスの心をつかみ、「Reception Live」の幕を閉じた。最後にマイクを手にした田倉は「僕らはもっともっと上に、もっともっと大きい存在になります」と宣言。ファンからの拍手を受けて、7人は笑顔でステージをあとにした。