yonawoが日比谷野音で3年周年ワンマン開催!どんぐりず、Skaai、鈴木真海子とコラボしたメモリアルな夜

3

209

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 18 172
  • 19 シェア

yonawoが3月18日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でメジャーデビュー3周年を記念したワンマンライブ「YONAWO YAON」を開催した。

yonawo(Photo by Toyohiro Matsushima)

yonawo(Photo by Toyohiro Matsushima)

大きなサイズで見る(全27件)

yonawo「YONAWO YAON」の様子。(Photo by Toyohiro Matsushima)

yonawo「YONAWO YAON」の様子。(Photo by Toyohiro Matsushima)[拡大]

yonawoが日比谷野音でワンマンを行うのは今回が初。チケットは早々にソールドアウトとなり、バンドの成長と勢いを感じさせる中での開催となった。本公演ではサポートメンバーとして阿南智史(G)、中村エイジ(Key)、西内徹(Sax)、西岡ヒデロー(Tp)、和田充弘(Tb)、高橋良(Per)という腕利きのミュージシャンが流動的にyonawoの演奏に加わり、新旧織り交ぜた全21曲がパフォーマンスされた。

yonawo(Photo by Momo Angela)

yonawo(Photo by Momo Angela)[拡大]

当日は朝から冷たい雨がちらつくあいにくの天気となったが、開演時刻には雨が上がり、公演は穏やかな雰囲気の中で幕開け。yonawoは「After Party」でライブの口火を切ると、美しいアンサンブルを奏でて一気にオーディエンスを惹きつけていく。続く「26時」では、メロウなサウンドをじっくりと聴かせて場内にドラマチックなムードをもたらした。荒谷翔大(Vo)は満員の客席を眺めて感謝の気持ちを伝えたのち、「今日は一緒に楽しんで帰れたらうれしいです」と笑顔で呼びかける。このパートでは西内、西岡、和田がステージに合流。荒谷はホーンセクションによる温かなサウンドに乗せて、「good job」を情感たっぷりに歌い上げた。yonawoはその後、「rendez-vous」「天神」「Lonely」「beautiful Day to Die」といった表情の異なる楽曲を披露。ライブならではのアレンジを織り交ぜるなど、技巧派バンドぶりをいかんなく発揮して観客の体をゆったりと揺らした。

yonawo、どんぐりず。(Photo by Momo Angela)

yonawo、どんぐりず。(Photo by Momo Angela)[拡大]

荒谷が「この前リリースした『Rhodes』という曲をやっちゃおうかなと思います!」と告げると、どんぐりずのチョモと森がワインのボトルを片手に登場。場内がどよめく中、yonawoとどんぐりずは「Rhodes」で抜群のコンビネーションを見せつけ、オーディエンスのテンションをヒートアップさせた。演奏が終わると、どんぐりずは「ありがとう。yonawo! 気持ちいいバンドだよね」と笑顔で語ってステージをあとにした。yonawoは会場の熱気を落ち着けるように「ijo」「Lonely」といったミディアムナンバーをプレイ。浮遊感漂うスローナンバー「Falling」では、アダルトなサックスの音色を中心としたアンサンブルと、艶のあるボーカルで観客を魅了した。

yonawo、鈴木真海子、Skaai。(Photo by Toyohiro Matsushima)

yonawo、鈴木真海子、Skaai。(Photo by Toyohiro Matsushima)[拡大]

ライブ終盤、荒谷はここまで見守ってきた観客に改めて感謝を伝える。「めちゃめちゃうれしいです。早いものであと2曲でお別れになるんですけど、デビュー3周年でここに来れたのは皆さんのおかげだと思ってます。本当にラブです。また遊びましょう(笑)」と彼が告げると「Love」の演奏がスタート。そしてこの日2組目のゲストであるSkaaiがステージに現れ、ともに「Love」をパフォーマンスした。さらに最後のゲストとして鈴木真海子chelmico)も合流。本編ラストに3組のコラボ曲「tokyo」が披露されると、客席からシンガロングが沸き起こり、一体感のある空間が作り出されていった。

yonawo(Photo by Toyohiro Matsushima)

yonawo(Photo by Toyohiro Matsushima)[拡大]

yonawoはアンコールの拍手を受け、サポートメンバーとともに再びステージに登場。ライブグッズ紹介では、演奏時とは打って変わって4人の脱線気味のゆるいトークに会場は和やかなムードに包まれた。アンコールでは、福岡県を走る国道202号線をモチーフに制作された楽曲「202」、ロマンチックなスローナンバー「蒲公英」の2曲が届けられた。それでもダブルアンコールを求める拍手はやまず、yonawoはメンバー4人だけでみたびステージへ。そしてこの日のために作ったという未発表曲「stay」と、バンドの原点の楽曲「矜羯羅がる」をパフォーマンスし、大盛況の中、メジャーデビュー3周年ワンマンの幕を下ろした。

この記事の画像(全27件)

yonawo「YONAWO YAON」2023年3月18日 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音) セットリスト

01. After Party
02. 26時
03. good job
04. rendez-vous
05. 天神
06. tonight
07. Lonely
08. 苺
09. beautiful Day to Die
10. Rhodes feat. どんぐりず
11. ijo
12. yugi
13. Falling
14. しあわせ
15. ごきげんよう さようなら
16. Love feat. Skaai
17. tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai
<アンコール>
18. 202
19. 蒲公英
<ダブルアンコール>
20. stay
21. 矜羯羅がる

全文を表示

読者の反応

  • 3

J_ROCKNews @J_ROCKNews

yonawoが日比谷野音で3年周年ワンマン開催!どんぐりず、Skaai、鈴木真海子とコラボしたメモリアルな夜 https://t.co/wfZ3cr7HZA

コメントを読む(3件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 yonawo / どんぐりず / Skaai / 鈴木真海子 / chelmico の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。