後藤正文(
ふくしまFMとエフエム岩手が共同制作したこの朗読劇は、宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」を原作とした小説家・
「ラジオ朗読劇『銀河鉄道の夜』」は、古川が新たに書き下ろした脚本による全3話構成の朗読劇。後藤扮するDJゴトウがナビゲートする「銀河ラジオ」に弟のジョバンニを探しているという姉のボイスメールが届くことから物語が展開される。収録は千葉県にある小湊鐵道の無人駅・上総鶴舞駅の駅舎で行われ、古川、管、柴田、後藤、小島ケイタニーラブのほか劇団・
なお、朗読劇の音声はふくしまFMで3月7日から3夜連続で、エフエム岩手では3月12日より3週連続で放送。ラジオ放送のバージョンでは各話本編終了後に古川、後藤、小島ケイタニーラブのトークが楽しめる。
古川日出男 コメント
銀河鉄道の中にはラジオが流れているのではないか、とある日僕は思ったのでした。そこには地上からの投書だって届けられるのではないか、と僕の想像力は疾走したのでした。そんな架空のラジオを、なんと! 現実のラジオの電波に乗せられます。最強のメンバーと最愛のスタッフ、そしてリスナーのみなさんの傾聴もまた、この四次元的サウンド宇宙の動力源です!
管啓次郎 コメント
「銀河」の世界は目に見えない、声だけの世界。本当はラジオ放送こそ「銀河」空間にたどりつく唯一の方法だとわかっていた。それがついに実現した。音の「銀河」では時間が混乱する、心が翻弄される。 われわれの現実を浮かばせているたくさんの可能な存在が、あちこちで点滅している。 すべてが「思い出せ」とささやいている。きみの真実はどこに行った?
小島ケイタニーラブ コメント
そこにあるのは、言葉が言葉として意味をまとう前のあるがままの響き。経験したことのない聴覚体験とともに、ずっと前からそこにいた音たちにようやく出会ったような懐かしさがありました。言葉と音が重なり、連なり、響きあうラジオ朗読劇の世界をみなさんと共有できたらうれしいです。
柴田元幸 コメント
自分も出てるのにこんなこと言うのアレなんですけど、これ、素晴らしいです。皆さん、ぜひ聴いてください。
後藤正文 コメント
ひとりの「銀河」ファンとして始まり、種山ヶ原でのセッションへの参加を経て、素敵な空間と時間に着地できたことを光栄に思います。本当に素敵な作品に仕上がりました。一緒に、「銀河」への旅を楽しんでくれたら幸いです。
エフエム岩手「ラジオ朗読劇『銀河鉄道の夜』」
第1話:2023年3月12日(日)18:30~19:00
第2話:2023年3月19日(日)18:30~19:00
第3話:2023年3月26日(日)18:30~19:00
リンク
『ラジオの時間』編集部 @time_of_radio
「後藤扮するDJゴトウがナビゲートする『銀河ラジオ』に弟のジョバンニを探しているという姉のボイスメールが届くことから物語が展開される」。エフエム岩手では本日から3周連続放送。/アジカン後藤が出演&劇伴手がけたラジオ朗読劇「銀河鉄道の夜」、サンクラで無料公開中 https://t.co/KJRjXUgWxF