2ndミニアルバム「POP APP」を携え昨年12月から行われてきたツアーのファイナルは、ミニアルバムの1曲目に収録されている「Prologue」で幕を開ける。2曲目の「モンスター」ではGUCCHIが「今日で最後よ! 心置きなくいきますよー! 全員でいこうぜー!」と客席のクラップを煽り、序盤から会場の熱気を高めていった。
メンバー紹介でオーディエンスとのコールアンドレスポンスを楽しんだあとは、メンバーの高い歌唱力を見せつける「I&YOU」「平行線ロマンス」「それと、愛 」「つよがり」といったラブソングを立て続けに披露。美しいハーモニーをじっくりと聴かせる。MCではアマノが寝起きのパジャマ姿でマイナンバーカードの写真登録をしてしまったことを明かし、観客の笑いを誘うひと幕も。NOWAR The 匠は「ファイナルになんの話をしてるん?」とツッコんでいた。
このツアーからサポートのバックDJを入れず、代わりにダンスの振付を加えたり、ステージ演出を工夫したりと、自分たちの力でライブの新境地に挑んでいたOverTone。ミニアルバムのリード曲「論外」では事前に振付動画が公開され、ステージと客席が一体となるパフォーマンスが繰り広げられた。
約1カ月で全国9カ所を回ってきたツアーを振り返り、八上和希は「今まであった当たり前を失うことが当たり前になりそうで怖かったけど、徐々に日常を取り戻してきていることに胸をときめかせています。みんなで一緒に歌うってことがこの3年間、一番叶えたかった夢でした。岡山ファイナル、全員で歌ってください」と語り、コロナ禍の中で作られた「M7」を4人で歌い上げた。
アンコールでは「ゼロ」「Encore」「僕らの街」の3曲を披露。さらに1stフルアルバムのリリースと次なる全国ツアーの開催を発表し、大盛り上がりの中ツアーの幕を閉じた。
OverTone「OverTone Live Tour 2022-2023『POP APP』」2023年1月28日 CRAZYMAMA KINGDOM セットリスト
01. Prologue
02. モンスター
03. 青のSUN
04. 夏ミカン
05. Journey
06. I&YOU
07. 平行線ロマンス
08. それと、愛
09. つよがり
10. 論外
11. 神様のルーレット
12. エリーに首ったけ
13. 赤い線
14. オレンジ色
15. GoodNight
16. M7
17. Have a nice day!!!
<アンコール>
18. ゼロ
19. Encore
20. 僕らの街
よんだぶ シャドウバン?もう、どうでも良いです @yondabu
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