≠ME冨田菜々風が念願のショートカットに！全国ツアー幕張公演で新曲「はにかみショート」お披露目

≠MEの全国ツアー「≠ME全国ツアー2022『もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ』」の千葉・幕張メッセ 幕張イベントホール公演が本日10月15日に開催された。

9月にスタートしたツアーの中盤戦に位置するこの公演は、≠MEにとって過去最大規模の単独ライブ。本日昼に幕張イベントホールで行われた「イコノイジョイ大運動会 2022」で、＝LOVE、≒JOYとともに会場をにぎやかに盛り上げた≠MEだが、ツアーの公演ではグループの持ち味であるエモーショナルな迫真のステージを展開していく。彼女たちは冨田菜々風の「幕張メッセ、私たちの思い届け！」という言葉とともに勢いよくライブをスタートさせると、メインステージのほか、場内を巡るトロッコやアリーナ後方のサブステージも使ってパフォーマンスを披露。楽曲に合わせてときに切なく、ときにさわやかな表情を浮かべ、広い会場に情感のこもった歌声を響かせた。

序盤のMCでは千葉県出身の尾木波菜が「私たちが夢見ていた大きな大きな幕張メッセでライブができて、本当にうれしいです！」と喜びをあらわに。河口夏音から「会場をアツアツにするダジャレをお願いします」と振られた川中子奈月心は「幕張メッセで、時間を巻く…Harry！」と自信たっぷりにダジャレを口にし、大きな拍手を浴びた。その後も多彩なユニット曲、メンバーがキレのあるクールな踊りで魅せるダンスパート、＝LOVE「CAMEO」のカバーなど、ライブの見どころが盛りだくさん。冨田が「今日こんなにも大きなステージに≠MEだけで立たせていただけて、いつも応援してくださる皆さんのおかげだと思います。本当にありがとうございます。『もっと大きいステージに立ちたい！』って、さらにさらに強い気持ちが増したので、夢のステージにいつか立てるようにこれからも皆さんと一緒にがんばっていきたいと思います」と語ったあと、公演本編はメンバーの絆を感じさせる楽曲「虹が架かる瞬間」で締めくくられた。

そしてこのライブ一番のハイライトとなったのが、アンコールでの観客へのサプライズ。カウントダウンを経て、10月8日の千葉・松戸森のホール21 大ホール公演のワンシーンが意味深に上映されたあと、スクリーンの映像はさらに時系列を遡り、10月1日の都内某所へ。美容室を思わせる一室で椅子に腰掛ける冨田の姿が映し出された。会場の客席から驚きと期待が混ざったざわめきが漏れる中、11月23日にリリースされる5thシングルの表題曲のタイトルが「はにかみショート」であることが明かされ、そのミュージックビデオの上映がスタート。ロングだった髪をばっさりと切り、ショートカットになった冨田が映像の中に登場すると、観客は思わず歓声を上げてその姿に見惚れた。

MVの公開後、映像と同じ冬の新衣装に身を包んで観客の前に姿を現した≠MEは、ステージ上にきらびやかな火花が噴き上がる中で、グループ初のウインターソング「はにかみショート」を初パフォーマンスする。センターである冨田は、8日の千葉公演や本日の「イコノイジョイ大運動会 2022」、このライブの本編ではウィッグを付けてファンの前に登場していたが、それを脱ぎ去って人生初のショートカットをお披露目。以前からこの髪型に憧れ、プロデューサーの指原莉乃に髪を切る許可を幾度となく求めていた冨田は、メンバーからついに念願が叶った感想を聞かれると、「勝ちましたー！」と勝利を宣言し、さらに「すごくシャンプーが楽です！」と満面の笑顔を弾けさせた。

また、公演ラストのMCでは腰椎椎間板症の治療に専念するため、明日10月16日以降、一定期間休養に入る川中子がファンに向けて挨拶。「奥からはじっこまで、たくさんみんな見えてるよ！ ありがとう！ みんなに会えてとっても幸せでした！ またみんなといろんなステージに行くためにしっかり治して帰ってきたいので、今は治療に専念させていただきます。どうか待っていてくださるとうれしいです」と語りかけた。そして最後はグループを代表して冨田が「これからもずーっと私たちに付いてきてください！」と晴れやかに呼びかけ、運動会から始まった長い1日を終えた。

なお、≠MEのYouTube公式チャンネルでは「はにかみショート」のMVを公開中。